アナログレコード回顧録記事ヘッダー

Chain Gang Songs/ジョッシュ・ホワイト〜1950年代終盤から60年代初頭のフォーク・リヴァイヴァル・ブームの中人気を博すことになるブルース・マンのアルバム

Chain Gang Songs/ジョッシュ・ホワイトこのアルバムは、ほとんど前情報無しで買ってしまいました。
時々やってしまうんですよね。内容を確認もせず、何となく「きっとこれは~!」って手を出してしまう…

名前は、かろうじて、書籍「ブルースの歴史」で目にしていたくらいでしょうか。
というか、本当にこの人がその人なのかも、正直分からないくらいでしたが…

それが、ジョッシュ・ホワイトJosh White)で、手にしたアルバムがこちら。

Chain Gang Songs

中古の輸入盤ですが、アルバムについては今でも全然分かりません。
ジャケットはこのようなタイトルになっていますが、よく見ると、A面がChain Gang Songsで、B面がSpirituals and Bluesと分かれています。
裏ジャケットのタイトルも「Chain Gang Songs,Spirituals and Blues」となってますね。

いや~、さっぱり分からないですね。ここまで分からないのも困ったものです。
ジョッシュ・ホワイトという人を先ほどの書籍「ブルースの歴史」で調べてみると、

子供の頃から、盲目の歌手が街角で歌ったりする際に、彼らの「眼」となって彼らの手を引いて歩いていたそうで(11年以上もの間とのことです)、その中には、ブラインド・レモン・ジェファーソンやブラインド・ブレイクらもいたそうです。
そうこうしているうちに、自分でもギターが弾けるようになり、歌うようにもなったそうです。
(参考:「ブルースの歴史」/ポール・オリヴァー著)


※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。
その後の活動はやはり良く分からないのですが、1950年代終盤から60年代初頭のフォーク・リヴァイヴァル・ブームの中、黒人民謡を白人聴衆向けに歌い、人気を博したようですね。

で、今回のアルバムを聴いてみると、その頃の演奏でしょうか。
全編通して、艶やかなヴォーカルとブルージーというかジャジーなアコースティック・ギターを弾いていて、そのオシャレなバンドによるサウンドはかなり洗練されています。

真っ先に思い浮かんだのが、ライ・クーダーですね。そっくりです。
ライ・クーダーも影響を受けているのでしょうか?

聴いた感想はそれとして、結局、このジョッシュ・ホワイトという人の事は定かでないですね。勉強(調査)不足です。
もし、間違っていたら、どなたかに教えてもらいたいくらいです。

※Amazonアソシエイトプログラム等で紹介してますが、記事中のものと同内容でない場合もあるのでご了承願います。
ていうか、AmazonにCDがあってビックリしました。

◆iTunes StoreでJosh Whiteをチェックする。

※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2015.9.2)


アナログレコードストア | Amazon.co.jp ミュージック