このアルバムは、ほとんど前情報無しで買ってしまいました。
時々やってしまうんですよね。内容を確認もせず、何となく「きっとこれは~!」って手を出してしまう…
名前は、かろうじて、書籍「ブルースの歴史」で目にしていたくらいでしょうか。
というか、本当にこの人がその人なのかも、正直分からないくらいでしたが…
それが、ジョッシュ・ホワイト(Josh White)で、手にしたアルバムがこちら。
「Chain Gang Songs」
中古の輸入盤ですが、アルバムについては今でも全然分かりません。
ジャケットはこのようなタイトルになっていますが、よく見ると、A面がChain Gang Songsで、B面がSpirituals and Bluesと分かれています。
裏ジャケットのタイトルも「Chain Gang Songs,Spirituals and Blues」となってますね。
いや~、さっぱり分からないですね。ここまで分からないのも困ったものです。
ジョッシュ・ホワイトという人を先ほどの書籍「ブルースの歴史」で調べてみると、
子供の頃から、盲目の歌手が街角で歌ったりする際に、彼らの「眼」となって彼らの手を引いて歩いていたそうで(11年以上もの間とのことです)、その中には、ブラインド・レモン・ジェファーソンやブラインド・ブレイクらもいたそうです。
そうこうしているうちに、自分でもギターが弾けるようになり、歌うようにもなったそうです。
(参考:「ブルースの歴史」/ポール・オリヴァー著)
※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。その後の活動はやはり良く分からないのですが、1950年代終盤から60年代初頭のフォーク・リヴァイヴァル・ブームの中、黒人民謡を白人聴衆向けに歌い、人気を博したようですね。
で、今回のアルバムを聴いてみると、その頃の演奏でしょうか。
全編通して、艶やかなヴォーカルとブルージーというかジャジーなアコースティック・ギターを弾いていて、そのオシャレなバンドによるサウンドはかなり洗練されています。
真っ先に思い浮かんだのが、ライ・クーダーですね。そっくりです。
ライ・クーダーも影響を受けているのでしょうか?
聴いた感想はそれとして、結局、このジョッシュ・ホワイトという人の事は定かでないですね。勉強(調査)不足です。
もし、間違っていたら、どなたかに教えてもらいたいくらいです。
※Amazonアソシエイトプログラム等で紹介してますが、記事中のものと同内容でない場合もあるのでご了承願います。
ていうか、AmazonにCDがあってビックリしました。
◆iTunes StoreでJosh Whiteをチェックする。
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2015.9.2)