ちょっと前の桜の季節の頃の話なんですが、小樽市内の桜巡りをした際に、そうだと思ってそのちょっと前にクマゲラを目撃した入船公園にも立ち寄ってみたんです(写真は2024年4月29日撮影)。
入船公園は横にグラウンドやテニスコートのある比較的大きな公園なのですが、結構周囲に木々が茂っているんですよね。
で、またクマゲラなどに出会えないかと耳をすましキョロキョロしながら歩いていると、コンコンコンと音が聞こえてくるではないですか!!
その音はややこもったような音で、近くから聞こえてくるような気がするものの、なんだか遠くのような気もして…
ただ、いくら探してもその音の出所は見つけられず、諦めて帰ろうかろ思っとその時、なんと目の前の木に急に動く影か!!
その目の前の木にはまん丸の小さな穴があって、なんとそこに忙しなく出入りする小さ目の鳥の姿が!!
野鳥についてあまりよく分からないのですが、これはコゲラ!?ですかね。
そのコゲラは小さな穴に入っては、何かを啄んでそれを外に出して、という作業を繰り返しているようです。穴のなかの木屑でしょうかね。
そして、穴に潜ったままになったと思ったら、少し間をおいてコンコンコンというこもった音が!!
さっきから聞こえていたのはこの音ですね。なるほど、穴の中で突いていたので、こもったような音だったのですね。
そのうちまた出てきてと、しばしその作業の様子を見ていたのですが、コゲラは作業に集中しているのか、こちらの気配には全然気づかないようでした。
気づいて警戒させても申し訳ないので、少し観察した後に静かににその場を立ち去りました。
ちなみに、コゲラは、日本で一番小さなキツツキで、日本ではほぼ全国に分布していて、もともと平地から山地の林に生息する鳥だそうですが、住宅地や公園でも見られるそうです。
動画もちょっとだけ撮ってきました。
いや〜、懸命に作業する姿がとっても可愛かったですが、それしにしても、ここ入船公園は先日のクマゲラに続いてコゲラも近くで見られるとは。
野鳥は詳しくないのですが、また機会があったらここ入船公園に野鳥観察にきてみようかな。
※参考
・コゲラ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動
・コゲラ – Wikipedia
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