先日4月22日、小樽運河に子どものアザラシが迷い込んだというニュースがありました。
北海道小樽市の観光名所、小樽運河に22日、ゴマフアザラシ1頭が姿を現した。体長約80センチで生後1カ月未満とみられ、海から迷い込んだらしい。日なたぼっこなどをして、30分ほどで姿を消した。
<小樽運河>子アザラシ迷い込む (毎日新聞) – Yahoo!ニュース
ということですが、運河までアザラシが入ってくるのは珍しいそうです。
実は先月(3月)、おたる水族館の子供のアザラシ2頭が、暴風雪に伴う高波に流されて行方不明のままなんですよね。
当時のニュースによると、
おたる水族館によると、行方が分からないのはゴマフアザラシのあっちゃん(2歳)とゼニガタアザラシのひかり(1歳)。
北海道・おたる水族館 暴風雪で幼いアザラシ2頭不明 スポニチ Sponichi Annex 社会
で、今回の運河に迷い込んだアザラシが、おたる水族館から不明になっているアザラシのどちらかでは?という声も上がったのですが、おたる水族館職員の調べで、別の個体だったそうです。
ちなみに、日本海沿岸のゴマフアザラシはこの時期サハリン近海に北上することから、元々野生の「あっちゃん」も他のアザラシと同様、北上している可能性が高いそうです。
一方、ゼニガタアザラシは本来、日本海側には生息しておらず、水族館生まれの「ひかり」はまだ近海にいる可能性があるそうです。
(参考:2013年4月24日付 北海道新聞朝刊小樽・後志欄)
う〜ん、どちらのアザラシも無事だといいのですが。