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ザ・ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)〜記念すべきファースト・アルバム。ストーンズの第一歩がここに流れている

ザ・ローリング・ストーンズローリング・ストーンズは大好きですし、よく聴いていましたが、マニアではないので、それこそマニアックな事までは知りません。

これだけの偉大なバンドですから、書籍やらネット上でもバンドについての詳しい事が、あちこちにあると思いますので、ここではいつものようにレコードを手にして、分かる範囲で感想等を、と思います。

さすがにストーンズの全アルバムを持っているわけではないので、今回は初期のアルバムで持っているものを引っ張り出してきて、数枚まとめてつぶやきたいと思います。

このブログでは初めて出てくる、ブライアン・ジョーンズ在籍時のストーンズですね。
まずはこれ。タイトルそのままのこちらです。

ザ・ローリング・ストーンズ 」(The Rolling Stones

1964年発表のストーンズの記念すべきファースト・アルバムですね。
ですが、もちろんオリジナルではありません。国内再発盤です。

UK スタジオ・アルバムのオリジナル・ジャケットは、右上のマークはDeccaですが、このジャケットの右上はロンドンレコードのマークです。

そして、それ以外の表記がまったくないという、シンプルで黒っぽいイメージを感じさせるものですね。
同タイトルで、収録曲がちょっと違うアメリカ盤がありますが、この国内盤はUK盤仕様のようですね。


※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。
ダーティ路線でデビューしたといっても、改めて聴くと、若々しく、瑞々しいですね。

サウンドは時代が時代ですし、まだまだ荒削りですが、ブルース、R&B、R&R等、黒人音楽に対するリスペクトが感じられ、愛情溢れる演奏ですね。それに何と言っても勢いがあります。

この頃は、まだカバーがほとんどで、オリジナルは3曲でしょうか(たぶん)。
デビュー当時、メンバー5人による共作の時に使われていた、ナンカー・フェルジ (Nanker Phelge)名義の曲が1曲。
ナンカー・フェルジとフィル・スペクターの共作が1曲。
おなじみのジャガー/リチャーズ(当時はリチャードかな?)名義で「Tell Me」が入っています。
(ちなみにアルバム・プロデュースの際に使用するのが、グリマー・ツインズ(The Glimmer Twins)ですね)

この当時としては、もの凄いインパクトだったのでしょうね。
改めて聴いてみると、ブライアンのギターとかはもちろんカッコいいのですが、ミックの存在感が際立っていて、ヴォーカルが本当に素晴らしいです。
ちゃんと故イアン・スチュアートも数曲で参加してますね。

本国イギリスで、12週連続No.1だったそうですからやはり凄い。
ちなみに、この時のビートルズは「With The Beatles」だったそうです。

この時代から第一線で活躍しているんですから、本当にとてつもないですね。
間違いなく、ストーンズの第一歩がここに流れていました。

 
※Amazonアソシエイトプログラム等で紹介してますが、記事中のものと同内容でない場合もあるのでご了承願います。
※ちなみに右のCDはアメリカ盤仕様で、「England’s Newest Hit Makers」のタイトルですね。私が持っているUK盤仕様は、アメリカ盤1曲目の「ノット・フェイド・アウェイ」がなく、変わりに「モナ」がA面4曲目に収録されてます。UK盤1曲目は「ルート66」から始まります。

◆iTunes StoreでThe Rolling Stones (UK) – ザ・ローリング・ストーンズをチェックする。

※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2015.9.20)


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