少し前からのニュースですが、ホテルチェーン大手のルートインジャパン(東京)が、小樽市色内3の民有地約3300平方メートルを取得したことが分かった、というニュースがありました。
2023年10月24日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載されていました。
ニュースによると、取得自体が昨年(2022年)10月で、ホテルを建設するかどうかは未定とのことですが、記事内ではやはりホテル建設を検討中とみられていると書かれていますね。
取得した土地の場所は、北運河地区の運河沿いということで(住所の色内3が北運河周辺ですね)、実際にそのあたりを歩いてみると、あっ、ここですね。
場所はプレスカフェ(PRESS CAFÉ)や小樽GOLDSTONEが入る、小樽市指定歴史的建造物の旧渋澤倉庫の通りを挟んで隣の空き地です。
まだ、看板とか何も掲示はありませんでした。
ニュースによると、ここは市景観条例に基づく規制対象地域に当たり、建物の高さや外壁の素材などで一定の制限が設けられているそうです。
さらには、この土地の隣接地は市分区条例に基づいて、ホテルなど宿泊施設の建設や、港湾関連以外の飲食、物販施設の設置が認められてないそうですが、市がこの地区の活性化に向けて、条例の改正や規制緩和を検討しているそうです。
最近はここ北運河地区は新たな観光振興の対象として注目され、再開発も検討されていて、先日は旧北海製罐小樽工場第3倉庫でイベントが開催されましたしね。
その流れで、ここにもしホテルができれば、北運河地区の再開発の呼び水になる可能性への期待もあるとのことですが、同時に北運河地区の歴史的街並みが失われないように、開発行為は慎重にという意見もあるそうです。
今後、この土地がどうなるのか、しばらくは気にしておこうと思います。
※ホテル・ビジネスホテルの宿泊予約サイト|ルートインホテルズ【公式】
※北海製罐小樽工場第3倉庫でマルシェ「小樽DEPARTMENT」が11月10日〜12日の3日間の日程で開催: 小梅太郎の「小樽日記」