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刺青の男(Tattoo You)/ローリング・ストーンズ〜アウトテイク中心なのにこのクオリティ!「スタート・ミー・アップ」を含むこれまた大ヒットアルバム

刺青の男/ローリング・ストーンズ3回連続で進めているローリング・ストーンズです。

ということで、「女たち」「エモーショナル・レスキュー」ときて、次にリリースされたのが、こちらのアルバムですね。

刺青の男」(Tattoo You

1981年発表。
このアルバムはそもそも過去の作品の寄せ集め(アウトテイク集)ということで、新曲は「ネイバーズ」と「ヘブン」だけ。後はアルバム「エモーショナル・レスキュー」「ブラック・アンド・ブルー」そして「山羊の頭のスープ」、それぞれのセッションからなんですね。

なのに、これだけのクオリティですからね。まいります。
というか、なんでこれらの曲は収録されなかったんだろう?って思いますよね。
アルバム通して、ブルースやR&Bをベースにした、とてもシンプルで、ストレートなサウンドがカッコいいです。

今回ブログで続けた3枚のアルバムあたりから、個人的にはストーンズというバンドに現実感があって、リアルタイムで聴いていたという感じなんですが、そのせいもあってか、このアルバムの「スタート・ミー・アップ」は個人的にはストーンズの代表曲として、とても身近に感じています。


※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。
アルバムB面は、ミディアム・テンポの曲が集められていますが、これまたいいです。
「友を待つ」なんかは、モロに好みの曲ですね(この曲は「山羊の頭のスープ」からのセッションで、ギターはミック・テイラーですね)。

それにしても、やっぱりこの人たちのアルバムについて、どうのこうの言うのは難しいというか、気が引けると言うか、おこがましいと言うか、なんて言うか…
あまりに偉大で、何も改めて私が言う事でもない、という感じがどうしてもしてきちゃいますね。

とりあえず、当ブログに3回連続で登場したストーンズのアルバムについては、ここで一旦終了です。
このアルバムの後は、1981年の北米ツアーの模様を納めたライブ・アルバム「スティル・ライフ」(1982年)、「アンダーカバー」(1983年)と続くわけですね(記事はこちら→アンダーカヴァー/ローリング・ストーンズ〜ようやく新譜で手にしたストーンズのアルバムがこれでした )。

また、そのうちに初期のアルバムについてもつぶやきたいと思います。


※Amazonアソシエイトプログラム等で紹介してますが、記事中のものと同内容でない場合もあるのでご了承願います。
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2015.7.14)

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