ストーンズを聴きだした頃は、ギタリストはミック・テイラーからロン・ウッドに変わった頃だったんですが、個人的には、キース以上にロン・ウッドのギターが気になってしまいました。
フェイセズにいたことは知っていたものの、当時はフェイセズのアルバムはまだ聴いた事がなく、更にソロ・アルバムについてはまったく状況を知らなかったのですが、高校生の頃に、レコード店で何気にソロ・アルバムを発見して手にしました。
「Gimme Some Neck」(ギミ・サム・ネック)
1979年発表。輸入盤を購入したので詳しい事は分からず、今もよく分かってないのですが、ソロとしては3作目なのかな。
年度を見ると、既にストーンズのメンバーになっていますね(ストーンズの正式メンバーとなってから、初のソロ・アルバムということですね)。
時期は、「女たち」と「エモーショナル・レスキュー」の間ですかね。
ミック、キース、チャーリー・ワッツにイアン・マクレガン等も参加しているようです。
※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。この人の演奏は、テクニックどうのこうのではなく、ストレートにロックを楽しんでいる感じが伝わってくるんですよね。
ギターはラフなんですが、何だかカッコいいし、スライドもいいです。
歌は上手いわけではないんですが、しゃがれた声が妙にサウンドに合ってるんですよね。
1曲目の「Worry No More」は土臭く、南部っぽい音でいい感じです。
B面1曲目にはボブ・ディラン作の「Seven Days」が収録されていますが、思いっきりラフに演奏してますね(笑)
肩ひじ張らず、リラックスしていて、何だかフレンドリーな気がして、そのように感じさせてくれる音に、何だか惹かれます。
それもこれも、交友関係がとても広いということからも伺える、この人の人柄なんでしょうかね。
初めて手にしたロニーのソロ・アルバムという事もあって、ご機嫌なロックを楽しめるこのアルバムは結構気に入ってます。
◆iTunes StoreでGimme Some Neck – ロン・ウッドをチェックする。
※Amazonアソシエイトプログラム等で紹介してますが、記事中のものと同内容でない場合もあるのでご了承願います。
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2015.7.16)