北海道仕様のものってたくさんあるんだろうなーっと、先日新聞に掲載された、お盆の赤飯用の甘納豆製造の記事を読みながら思いました。
そうです、北海道の赤飯に入る豆は、小豆ではなく、甘納豆なんです。
ということは、つまり、甘いんです。
ちなみに色はというと、食紅で出しています。
甘納豆はできあがった赤飯に、後からまぜたり添えたりするんですね。
知らない人が見ると、何これー、と言った感じで、食べてみると、更に何これーでしょうね。
だって、赤飯が甘いんですから(^^;;
小豆の赤飯が全くないわけではないですが、赤飯と言えは甘納豆で、お店でも普通に売られてたりします。
(普通の小豆の赤飯も売ってます)
ちょっと調べてみると、北海道ファンマガジンのサイトに記載がありました。
この風習は、特に道央圏で広まっています。札幌市内の料理研究家が甘納豆入りの赤飯を広めたのが始まりとされているため、札幌を中心に道央圏で親しまれているようです。道北や道東、道南といった地域では、あまりなじみがないという家庭もあるようです。
更にWikipediaにも記載がありました。
北海道や山梨県には、甘納豆を赤飯に入れる風習がある。室町時代に甲斐国(山梨県)南部の人たちが移住した青森県の一部でも、この風習が残っている。小豆やささげなどの一般的な赤飯も現存するが、甘納豆(花豆、金時豆など)を用いる場合がある。甘納豆を用いる場合は赤色に着色されないため、食紅が用いられる。
引用元:赤飯 – Wikipedia
山梨県にも甘納豆の赤飯があるんですね。
北海道以外にもあるというのも、それはそれで知りませんでした(^^;;
ということで、当然と思っていたことが、地域特有のものというのはよくありますが、この甘納豆の赤飯もまた、そんな風習の一つですね。
個人的には、甘い赤飯より普通の小豆の赤飯のほうが好みなんですがね(^^;;
ちなみに、先日新聞に掲載された、お盆の赤飯用の甘納豆製造の記事というのは、お盆に向けて、赤飯に入れる甘納豆の製造がピークを迎えているという、2013年8月8日付 北海道新聞朝刊の記載だったのですが(引用は、47NEWSより)、
道内の甘納豆製造の約9割を占める小樽市で、創業63年の中ノ目製菓では先月中旬から通常の2倍となる1日約2トンの製造に追われている。
引用元:甘納豆製造が真っ盛り 北海道・小樽で、お盆の赤飯用に – 北海道のニュース – 都道府県別 – 47NEWS(よんななニュース)
ということで、地元小樽が、道内の甘納豆製造の約9割を占めているとは知りませんでした。
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