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エルヴィン・ビショップ・グループ〜バターフィールド・ブルース・バンドを脱退して自身のバンドを組んで初となるアルバム

エルヴィン・ビショップ・グループこのブログでは3枚目となる、エルヴィン・ビショップです。

バターフィールド・ブルース・バンドでそのギターを初めて聴いてから、マイク・ブルームフィールドと同じくらい、いやそれ以上気になってしまい、レコード店に行くとアルバムがないかと、いつも探してました。

今回は、ソロに転向してから(グループ名義ですが)最初のアルバムです。

The Elvin Bishop Group

1969年発表。中古の輸入盤を手にしました。
バターフィールド・ブルース・バンドを1968年に脱退し、自身のバンドを組んで初となるアルバムですね。
ビル・グレアムのフィルモア・レーベルからリリースされています。

正直言いますと、エルヴィン・ビショップの初期のアルバムはかなり探したんですよね。
既にブログに登場した2枚のアルバム、「ホームタウン・ボーイ」と「ホッグ・ヘヴン」は比較的すぐに手にできたのですが、このアルバムを含めてそれ以外は、結構苦労しました。
なので、思い入れあります(笑)

A面1曲目の名曲「The Things That I Used to Do」から南部の香りバッチリで、ギターも気持ち良さそうに弾いています。


※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。
A面はブルース色が出ていますが、B面はその後の南部に根ざしながらもポップな要素を取り入れたサウンドを既に聴く事ができますね。

バターフィールド・ブルース・バンドを脱退したばかりなので、まだまだブルース色が強いかとも思ったのですが、必ずしもそうでもなかったです。

リラックスした土臭いサウンドと、やんちゃなギターも健在で、ちょっと、声がひっくり返るようなヴォーカルも味があってやっぱりいいですね、この人は。
トレードマークのES-345はこの時もう弾いているんですかねぇ。

本当にギターも歌も何だか素朴な味わいで、聴いていて楽しいんですよね、エルヴィン・ビショップは。
あっ、もちろんスローな曲もやっていて、味わい深いです。

◆iTunes Storeでエルヴィン・ビショップをチェックする。

※Amazonアソシエイトプログラム等で紹介してますが、記事中のものと同内容でない場合もあるのでご了承願います。
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2015.10.15)


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