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ホームタウン・ボーイ/エルヴィン・ビショップ〜前作「Struttin’ My Stuff」から続くポップでファンキー路線のアルバム

ホームタウン・ボーイ/エルヴィン・ビショップ最初に手にしたエルヴィン・ビショップのソロ・アルバム「ホッグ・ヘヴン/エルヴィン・ビショップ」がたいそう気に入ってしまい、続けて見つけたアルバムに、今度はすぐにとびつきました。

ホームタウン・ボーイ」(Hometown Boy Makes Good!

発売年度が前後してしまいますが、このアルバムはその最初に手にした「ホッグ・ヘヴン」の前の作品にあたり、発表は1976年ですね。
ソロとしては7作目(キャプリコーン4作目)です。


※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。
ライナー・ノーツを読んで(また、実際その後に聴いてみて)分かったんですが、更にこのアルバムの前作「Struttin’ My Stuff」で随分とサウンドをポップでファンキーな方向に変えて、そこからのシングル曲「Fooled Around and Fell in Love」も大ヒットし、その流れの中で発表された本アルバム、ということなんですね。

ヴォーカルを多く占める、ミッキー・トーマスという人の高めのソウルフルな声にもよる所が大きいですが、ホーンも加わり、本当にポップでファンキー(という言葉が当てはまるかどうか分からないのですが)な路線です。

個人的には、それにしてもこのサウンドちょっと行き過ぎかな、という印象ですかね。シンセの音もちょっと気になりましたし(汗)
どちらかというと、このアルバムの次に発表された、前回記事の「ホッグ・ヘヴン」の方が、南部的な香りがして好きかも。

とにもかくにも、エルヴィン・ビショップの音は、当時それまで聴いていた、どちらかというとギター・ソロがガンガンとか、緊迫感とか迫力とかとはちょっと違うサウンドで、これが何だか気に入ってしまいました。

この頃上昇していたエルヴィン・ビショップ熱は、この後一時期落ち着くのですが、その後もアルバムを探し続けて、何枚か手にすることが出来て、また熱が上がっていくことになるのですが、続きはそのうちに。

エルヴィン・ビショップのアルバムは、また登場します。

それにしても、元々は、バターフィールド・ブルース・バンドを聴き出してから、名前を知ることになった2人のギタリスト、マイク・ブルームフィールドとエルヴィン・ビショップは、本当に良いですよね。

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※Amazonアソシエイトプログラム等で紹介してますが、記事中のものと同内容でない場合もあるのでご了承願います。
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2015.5.19)