まず始めは、バターフィールド・ブルース・バンドを聴いたんですよね。
ギタリスト二人のうち、マイク・ブルームフィールドに比べて、よりロックよりのストレートなブルース・ギターを弾いていたエルヴィン・ビショップも、かなり気になっていたんです。
その頃は、脱退後のソロ活動の詳細は知らなかったので、その後にどんなアルバムを出していたのか等は全く知らなかったのですが、ある時、中古の国内盤でエルヴィン・ビショップのソロ・アルバムを見つけて買いました。
実は、とびついた、という程ではなく、とりあえず聴いてみよう、という程度だったんです。その時は…
「ホッグ・ヘヴン」(Hog Heaven)
1978年発表です。
エルヴィン・ビショップはバターフィールド・ブルース・バンドの後、グループを結成しソロ活動を始めて以来、ずっとコンスタントにアルバムを出し続けていたんですよね。
先に書いたように、このアルバムを聴くまでは、ソロでどんな音楽をやっているか知らなかったのですが、実際聴くと、期待していたブルースのアルバムではなかったんですよね。
※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。しかし、気に入ってしまったんです、これが。
ギターもヴォーカルも楽曲も、ジャケットさながら土臭くて田舎っぽくて、肩に力が入ってなくて。
ブルース、R&Bをベースにしたその音は、荒削りながらも抜群に心地良いです。
ホーンなんかも入っていて、「オー・ベイブ」とか最高にご機嫌ですよね。
実は、今回ライナー・ノーツとジャケット改めて見ていて初めて知ったのですが、エイモス・ギャレットとマリア・マルダーが参加しているんですね。ちゃんと見直すものですね。知らなかった…
もちろん当時はこの2人のことはまだ知らなかったのですが、その後、別の流れでよく聴くようになったので、エルヴィン・ビショップと一緒に演奏しているのを改めて聴くと、何とも楽しいものです(そのうち、この2人もこのブログに登場する予定です)。
実は、ここから、エルヴィン・ビショップ熱が上がっていったんですよねぇ。
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※Amazonアソシエイトプログラム等で紹介してますが、記事中のものと同内容でない場合もあるのでご了承願います。
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2015.5.18)