サッカー国際親善試合 日本代表対パナマ代表 テレビ観戦記(2018.10.12)

サッカー日本代表の国際親善試合。ワールドカップロシア大会後に森保一監督になってからの2試合目となります。

この10月の2試合に関しては、ワールドカップ出場のメンバーも召集しているので、9月のコスタリカ戦で活躍したフレッシュな選手たちとの融合に注目です。

サッカー国際親善試合 日本代表対パナマ代表

キックオフ:2018年10月12日(金) 19時35分
試合会場:デンカビッグスワンスタジアム(新潟)

先発メンバー

GK 12 権田修一
DF 3 室屋成/DF 16 冨安健洋/DF 20 槙野智章/DF 4 佐々木翔
MF 18 三竿健斗/MF 17 青山敏弘
MF 14 伊東純也/FW 9 南野拓実/MF 8 原口元気
FW 15 大迫勇也

初戦に続き、3バックではなくて、4-4-2ですね(南野をトップ下で4-2-3-1かな)。
CBに代表デビューの若い冨安の起用です。ボランチには三竿を起用してきました。
攻撃陣は、大迫、原口のワールドカップ主力メンバーと南野、伊東のフレッシュな選手との融合に注目です。

対するパナマはワールドカップロシア大会に歴史的な初出場(3戦全敗)しましたが、FIFAランキングは70位ということで、日本としては内容を伴った勝利が欲しいところです。

試合観戦記

日本は序盤から両サイドをうまく使い攻撃を仕掛けています。サイドバックも積極的に上がってきますね。

しかし、前半その後はパナマも前から厳しくプレッシャーをかけてきて、なかなか日本は前にボールが運べなくなってきました。反対にパナマが日本のゴールに迫るシーンもありましたが、決定的なシーンは作らせていません。

前半23分、青山から右サイドの室屋に相手DF裏への絶妙な浮き玉パスが通り、中に持ち込んだ室屋はシュートでもよかったのですが、中へのパスを選択。が、これは味方に合わずに、もったいないかったですね。

前半39分、富安からの長い縦パスに抜け出した大迫のキープからチャンスがありましたが、これは中で受けた南野がシュートまで行けませんでした。ただ、富安がよく見てましたね。

前半42分、中盤でパスカットした青山から、早い縦パスが南野に入ると、南野は上手いターンで前を向き、DFをかわしてGKの位置を見て落ち着いてゴール左にシュートを放ってゴーーール!!南野の2試合連続となるゴールで日本が先制です。

南野の技術と冷静さが光ったゴールでしたね。青山のパスカットからの素早いパスも良かったです。

前半は1—0で折り返します。
やっぱり大迫のポストプレーは相変わらずの安定ぶりです。あと、青山が攻守に安定感をもたらしてます。

後半開始からのメンバー交代はなしてす。

パナマは後半も厳しいプレスで攻勢をかけてきます。
後半10分には日本の左サイドのオーバーラップから崩されて、ピンチがありました。

日本はボールを奪ってから前線へ早く送り、サイドに展開して攻撃を仕掛けるといった感じですが、う〜ん、両サイドバックのクロスの精度が低いです。

後半20分、原口が滑りながらも出したパスを伊東がワンタッチでDF裏に出すと、抜け出した南野が受けてシュート。これはGKに阻まれ、こぼれ球に反応した伊東が放ったシュートはDFにブロックされるも、再び前にボールがこぼれ、最後は伊東が落ち着いてゴールの流し込んでゴーール!!

伊東も2試合連続のゴールですが、全員がゴールに向かっていたいい攻撃でした。

直後の後半21分に2枚替えです。
南野→FW 11 川又堅碁/大迫→FW 13 北川航也
川又と若い22歳の代表デビューの北川を起用してきました。森保監督はとにかく色んな選手を試したいという意識でしょうね。

2点差となったとはいえ、パナマはなおも圧力をかけてきてます。
後半は三竿が攻撃の意識が高まったのか、前半に比べて守備に加えて攻撃にも絡んでますね。

後半32分に伊東はファールを受けた際に足をひねって負傷交代。心配ですね。
伊東→MF 21 堂安律(後半36分)

後半40分、原口が中央から長い距離をドリブルで持ち込み、左の川又にパスを出すと、川又は後ろからのプレスに体勢を崩しながらも押し込んでゴール!記録はオウンゴールでしたが、川又選手の気合が生んだゴールでしたね。

このプレーも先ほどの得点時も原口が絡んでますが、相変わらず原口の運動量はすごくて、攻守に奮闘してます。

青山→MF 7 柴崎岳(後半43分)
青山は攻守にゲームをコントロールしていて、このチームの中心になりつつありますね。

結局、試合はこのまま3—0で、日本の勝利で終了。

おわりに

試合内容としては、決して一方的ではなくて、時折パナマにゴール前まで押し込まれていたので、守備に関しては、無失点で抑えたとはいえ、まだまだ連携にも課題はあるようですし、もちろん、攻撃もまだまだこれからでしょうが、今はまだ、チームとしての核を模索している段階でしょうからね。

森保監督が多くの選手を試そうとしているのが伝わってくるので、見ている方も、選手の組み合わせの様子に注目して見ています。とはいえ、やっぱり結果が出るのは嬉しいし、楽しいですね。

この試合を見ていて、個人的には若い19歳のCB富安が、フィジカルの強いパナマ相手に落ち着いていてよかったですね。なかなかCBは育っていないので、期待したいです。

次戦は16日の強豪ウルグアイ代表との試合です。

ここで、さらにワールドカップロシア大会の主力が出場してくるでしょうし、中島や今日終盤に出場した堂安らが一緒にプレーすることになるでしょうから、とても楽しみです。

※参考:サッカー日本代表 – 日本vs.パナマ -テキスト速報 – スポーツナビ

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