サッカー国際親善試合 日本代表対ウルグアイ代表 テレビ観戦記(2018.10.16)

サッカー日本代表の国際親善試合。
ワールドカップロシア大会後に森保一監督になってからの3試合目です。

9月のコスタリカ戦、先日のパナマ戦と勝利を上げて好調なスタートを切った森保ジャパン。ここまでフレッシュな選手たちを中心に結果を残してきて、ここにきて初めてワールドカップロシア大会の主力が合流することになります。

ただし、今回の対戦相手は強豪ウルグアイ代表なので、厳しい試合になりそうです。

サッカー国際親善試合 日本代表対ウルグアイ代表

キックオフ:2018年10月16日(火) 19時35分
試合会場:埼玉スタジアム2002

先発メンバー

GK 1 東口順昭
DF 19 酒井宏樹/DF 22 吉田麻也/DF 2 三浦弦太/DF 5 長友佑都
MF 6 遠藤航斗/MF 7 柴崎岳
MF 21 堂安律/FW 9 南野拓実/MF 10 中島翔哉
FW 15 大迫勇也

ワールドカップロシア大会の主力が、吉田、長友、酒井、柴崎、そして、前試合に続いての大迫と揃いました。そして、そこに注目の中島、堂安、南野が加わって、どのような融合を見せてくれるか、非常に楽しみです。

対するウルグアイはFIFAランキングが5位で、ワールドカップロシア大会はベスト8と文句なしの強豪です。今回はスアレスはいませんが、カバーニほか、ほぼワールドカップメンバーを揃えていて、現在の立ち位置を確認するためにも、絶好の対戦相手ですね。

もちろん、攻撃陣に注目なんですが、強豪相手ということで、守備も気になるところですね。

試合観戦記

立ち上がりから、ウルグアイはガチガチきてますね。いいですね。序盤からなかなか厳しい攻防です。

前半10分、左サイドの中島から、鋭いパスが南野に入ると、南野はうまいトラップで相手DFをかわして中にボールを持ち込み、シュートを放つと、GKの足にあたりながらもそのままゴーーール!!日本が先制です。
なんと、南野は3試合連続ゴールですね。

この後、日本に勢いがついたものの、それを抑えたウルグアイがやや押し込む展開が続き、前半17分にはCKからゴディンの強烈なヘディング・シュートがあったものの、これは東口が素晴らしい反応で防ぎます。

前半20分、スローインからのボールを遠藤が直接スペースに出すと、抜け出した大迫がGKと1対1になりシュートを放つも枠の左に外れます。もったいない。

試合がやや落ち着いた展開になっていた前半28分、ウルグアイがFKからのボールをファーで落とすと、中央のぽっかり空いたスペースでフリーになっていたペレイロがワントラップしてそのまま流し込んでゴーーール!!ウルグアイが同点に追いつきます。

この辺りから、またウルグアイが圧力をかけてきましたが、前半34分、左サイドの中島とオーバーラップした長友のコンビでサイドを崩します。長友のクロスは中の大迫とちょっと合わなかったですが、いい攻撃でした。

前半36分、中島がペナルティエリア手前中央から思い切ったシュートを放つと、これはGKが弾くものの、こぼれ球に反応した大迫がダイレクトでGKの股間を抜くシュートでネットを揺らしてゴーーール!!

前半はこのまま2—1と日本のリードで折り返します。

後半立ち上がりから、立て続けにウルグアイのCKでピンチを迎え、これは抑えますが、ウルグアイがキアを上げてきてますね。それでも、日本も中島中心に積極的に攻撃を仕掛けて応戦してます

後半11分、三浦から東口への不用意なバックパスを、まだ前線に残っていたカバーニに奪われ、あっさり決められ、2—2の同点に追いつかれます。三浦はカバーニが残っていたのを分かってなかったですかね。まずい対応でした。

しかし、後半14分、CKの流れで相手ボールをカットした堂安が一旦横の酒井にパスを出し、そのままゴールに向かって走り込むと、そこに酒井がスルーパス。それを受けた堂安がワンタッチでDFをかわして落ち着いて左足を振り抜くと、これがゴール左に決まってゴーーール!!

堂安の鮮やかな代表初ゴールで、日本が3—2とリードします。
堂安は前半からマークもきつくて、なかなか自由にプレーができてませんでしたが、ここでやってくれました。

後半21分には、相手DFがもたついたところで堂安が強烈なミドルを放つと、これはGKに弾かれるものの、南野がいち早く反応してこのボールをボレーで叩きつけるようにシュートを放ってゴーーール!!南野のこの日2点目となるゴールで、日本が4—2とリードを広げます。

日本の攻撃陣が乗ってきたのか、この後もリズムよく攻撃を仕掛けていき、さすがに、ウルグアイも焦りが見え始めてます。

柴崎→MF 17 青山敏弘(後半29分)
柴崎はちょっと精彩を欠いていたかもしれませんね。最近、試合に出てないようですし、復調を期待したいです。

直後の後半30分、中盤でボールを奪われると、素早くボールを展開され、カバーニから左サイドのフリーのロドリゲスへ浮き玉のパスを通されると、そのままロドリゲスがシュートを放ってゴーーール!!日本は4—3と1点差にされます。

終盤はウルグアイも追いつくべく攻勢をかけてきますが、日本の運動量が衰えず、前線からもしっかりプレスをかけ続けて、ウルグアイに効果的な攻撃をさせません。
中島→MF 8 原口元気(後半42分)

結局、試合はこのまま4—3で終了。日本が勝利を収めました。

おわりに

いや〜、こんな点の取り合いになるとは思いませんでしたね。
もちろん、失点が多いのは大反省ですが、なんといっても試合が面白かったです。
攻撃陣は躍動していて、ウルグアイ相手に若手の多い日本代表にとっては自信になる勝利ですね。

中島、南野、堂安の若い前線3人に大迫とのコンビネーションは本当に良かったですね。中盤の遠藤も試合を見るたびに頼もしくなってます。SB酒井は安定していますね。さすがフランスで活躍しているわけです。

とはいえ3失点の守備は、凡ミスもありましたし、相手選手をフリーにするシーンから失点してますし、まだまだ課題が多いですね。

ただ、なんだかワクワクするチームで、今後が楽しみです。こんな日本代表を見るのは久しぶりかも。

現在の日本代表の目標は、来年1月に開催されるアジアカップということになります。森保監督の中では、そろそろ核となる選手が固まってきているかもしれませんね。

※参考:サッカー日本代表 – 日本vs.ウルグアイ -テキスト速報 – スポーツナビ

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