「あ〜、アジア勢は全滅かぁ」ワールドカップブラジル大会にてアジア勢惨敗に思うこと〜あるおじさんサッカーファンのつぶやき

ワールドカップブラジル大会、日本は1分け2敗でグリープリーグ敗退という厳しい現実を突きつけられました。

そしてグループリーグ最終日、グループHの韓国がベルギーに0—1と敗れて、これでアジアは全滅で、出場4チームがグループリーグ敗退したばかりでなく、3分け9敗と1勝も上げることができませんでした。

しかも全チームがグループ最下位…

現在、アジアは4.5枠の出場枠を持ってますが、もともとアジア枠が多いという意見もあるようで、今大会の結果により、削減論が出てくるでしょうね。

実際問題、圧倒的に弱いアジアの枠を減らして、今大会好調の南米、北中米カリブ海勢やヨーロッパなんかの枠を増やした方が、ワールドカップで面白い試合が増えるのは、見ていても間違いないんですよね。辛いです…

そうなると、日本もワールドカップ出場を勝ち取るのが難しくなるでしょうが、世界の中での現状の実力差を考えると、それもやむを得ないのでしょうね。

今大会を見ると、特にアジアを引っ張るはずの日本と韓国の低調ぶりが目立ちましたね。
どの試合も、ほとんど自分たちのペースというものを掴むことなく、試合を終えてます。

どうしてこうなってしまったのか、見ているこちらばかりでなく、何だか選手も監督もまだ整理が付かないような両チームですね。

オーストラリアは3連敗したものの、ケーヒルの活躍もあって、自分たちの強みである高さを生かした積極的な試合を見せてくれました。

また、アジアの中で、今大会一番頑張っていたのはイランだったのではないでしょうか。
結果は1分け2敗でしたが、強固な守備をベースにハードワークを続け、チャンスと見ると鋭いカウンターを仕掛けるという戦い方が徹底され、トップのグーチャンネジャードのスピードを生かした速攻は可能性を感じました。

それでも、勝ちにはいたらなかった。
ではアジアの、そして日本のレベルを上げるには、どうすればいいのでしょうね。

少なくとも、アジアの中だけで試合を重ねていても、何も変わらないのでしょうね。

となると、いかにアジア以外の各国強豪との真剣な試合を組めるか、各選手がそういう体験ができるか、というところですが、セルジオ越後さんも言ってましたが、例えば日本の代表戦で、これまでのような格下相手の興行優先の代表戦を組んでいるようでは、一向に強化に繋がらないでしょうね。
ブラジルW杯敗退にセルジオ越後氏「この敗戦はチャンス。日本代表とは何かを今一度考えよ」(SOCCER KING) – ブラジルワールドカップ特集 – スポーツナビ

Jリーグのレベルアップというのも、最近のACLでの低迷ぶりを見ても、課題になりそうです。

個人的には、ワールドカップのドイツ大会くらいまでは、日本が出られるだけでも感無量といった感じだったのですが、最近は出場して当然のような感覚に何だか自分もなっていて、本当はそんな簡単なものではないんですよね、その先の世界と戦うのって。

そうなると、アジア枠が減って、アジア各国がいっそうしのぎを削るようになる方がいいのかな、なんてことも思ってしまいます。

ワールドカップに出場できないことで、サッカー人気が衰退していくのなら、それまでだったということなのかもしれませんしね。

いずれにしても、この惨敗を受けて、日本の、そしてアジアのサッカーが強く変わることを願って、今後もサッカー日本代表を応援し続けます!

以上、おじさんサッカーファンのつぶやきでした。

そして、ワールドカップブラジル大会はまだまだ続く!
これからが面白いんですよね!