2014FIFAワールドカップ ブラジル大会【グループH最終節】アルジェリア vs ロシア テレビ観戦記(2014.6.27)

勝ち点3のアルジェリアと勝ち点1のロシア。
決勝トーナメント進出に向けて、アルジェリアは引き分け以上で可能性がありますが、ロシアは勝利が必要になりますね。

アルジェリア vs ロシア

キックオフ:2014年6月27日(木) 5時00分(日本時間)
試合会場:アレナ ダ バイシャーダ

アルジェリアは初戦こそ逆転でベルギーに敗れましたが、2戦目は韓国を4—2と圧倒していて、その攻撃は好調ですね。
対してここまで、あまりいいところのない、というか消極的な戦いの続くロシアですが、この試合で目覚めるかどうか。

試合観戦記

試合は開始間もなくの前半6分、ロシアの左サイドからのクロスにココリンが頭で合わせて、ロシアが先制!

いきなりのロシアの得点でしたが、アルジェリアはすぐに攻勢に出ることができません。
というのも、ロシアの方が圧力が勝っていて、アルジェリアが思うようにボールを運べないんですよね。

次第にアルジェリアも攻撃の形を作っていくのですが、ゴール前を固めるロシアの守備を崩すには至らず、結局前半は、ロシアが1点のリードを守って終了しました。

このままだと、グループリーグ突破は、同時キックオフの韓国とベルギーの展開にもよりますが、まずはロシアが権利を持つことになります。

後半に入ると、アルジェリアもロシアのゴール近くに攻め込めるようになります。

すると後半15分、アルジェリアの左サイドからからのFKにスリマニが頭で合わせて、アルジェリアが1—1の同点に追いつきます。

この状態だと、アルジェリアが決勝トーナメント進出となるので、今度はロシアが攻めるしかありませんね。

ただ、アルジェリアは同点に追いついて元気づいたのか、動きがいっそう良くなってきたんですよね。

終盤にはロシアがボールを保持しつつ、次々と攻撃を仕掛けるのですが、ことごとくアルジェリアの守備に跳ね返され、結局、試合はこのまま1—1の引き分けで終了。

この結果で、アルジェリアの史上初の決勝トーナメント進出が決まりました。おめでとうございます。

一方、名将カペッロ監督率いるロシアは、2分け1敗と勝ち星を上げることができずに、グループリーグ敗退となってしまいました。

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