今大会、前評判が高く注目のベルギーの登場です。
「ベルギー vs アルジェリア」
キックオフ:2014年6月18日(水)1時00分(日本時間)
試合会場:エスタジオ ミネイロン
アザール(チェルシー)やルカク(エバートン)といった注目の選手に加え、香川と同僚のフェライニ(マンU)や若いヤヌザイ(マンU)らのタレントを揃えるベルギーが、どんなサッカーをW杯本番で見せてくれるか楽しみです。
ただ、対する北アフリカのアルジェリアも、詳しくは知らないのですが、ヨーロッパで活躍する選手が多く、一筋縄ではいきそうにないチームですね。
前半はボールをつなぐベルギーに対して、しっかり守備を敷くアルジェリアが守って速攻を伺うという展開で、一進一退の状況でしたが、どちらかというと、ベルギーは攻めあぐねている感じでした。
つまり、アルジェリアの守備が堅く、速攻が効果的でしたね。
そんな中、アルジェリアが前半25分、速攻から左クロスに走り込んだフェグリが、ペナルティ・エリア内でベルトンゲンに倒されPK獲得。
これをフェグリが決めて、先制はアルジェリア!
前半はこのままアルジェリアのリードで終了。
この状況は、アルジェリアの思惑通りかもしれませんね。
後半も同じような状況が続くと、ベルギーのヴィルモッツ監督は次々と交代のカードを切り、後半20分に3人目のフェライニが入ると、空気が一変しましたね。
というか、高さのあるフェライニ(194cm)を本来の中盤ではなく、前線に残したんですよね。
すると後半25分、デ・ブライネのクロスに、そのフェライニが頭で合わせてゴール!
ベルギーがついに追いつきました。
続いて後半35分には、カウンターでドリブルで持ち上がったアザールから、フリーでパスを受けたこれまた後半から交代で入ったメルテンスが、ズドンとゴールネットを揺らして、ついにベルギーが逆転!
こうなると、守備的だったアルジェリアとしては、攻撃に転じないといけないのですが、もう流れを引き寄せることはできませんでしたね。
試合はこのまま2—1でベルギーが逆転勝利を収めました。
後半途中までは、どうも上手く行かなかったベルギーの攻撃でしたが、ヴィルモッツ監督の選手交代もハマって最後は目覚めた感じで、今後も楽しみになりました。