この2チームは、W杯3大会連続の対戦だそうです。
しかも、過去2度の対戦は、いずれもガーナが2-1で勝っているそうです。
「ガーナ vs アメリカ」
キックオフ:2014年6月17日(火)7時00分(日本時間)
試合会場:エスタジオ ダス ドゥナス
ガーナは初出場のドイツ大会でベスト16、次の南アフリカ大会でベスト8と結果を残してきている、現在のアフリカでは特に注目のチームですよね。
対する7大会連続10度目のアメリカは、いつもなんだかんだとしぶといいいチームを作ってきます。
前回南アフリカ大会はベスト16でしたが、そこで延長戦の末に惜しくも敗れたのが、今回の対戦相手のガーナということで、なかなか因縁の対戦ですね。
今回はドイツのクリンスマン監督が率いてます。
ちなみに、ガーナの監督は元ガーナ代表キャプテンのアッピア監督です。
ガーナは、ギャン(アル・アイン)、アサモア(ユベントス)、ムンタリ(ACミラン)といった攻撃陣のタレントが揃ってますよね。
ということは、対するアメリカのベテラン守護神、GKティム・ハワード(エバートン)に注目ということになるのかな。
試合は開始早々、というか、いきなり動きました。
なんと前半1分(といってますが、時計を見ると29秒ですよね)、アメリカのデンプシーがペナルティエリア内にドリブルで持ち込んで、シュート!
これが入ってアメリカいきなりの先制です!
あまりに早く点数が入ったせいかどうかは分かりませんが、ガーナが攻め、アメリカが引いて守るという構図がすぐに出来上がってしまいましたね。
時折アメリカもカウンターを見せますが、基本的にはガーナがボールをポゼッションしながらチャンスを伺うという状況で試合が進んでいきました。
後半に入ってもその状況は変わらず、ガーナがスピードをいかして、次々とアメリカのゴールに襲いかかり、そのうち完全にアメリカは受けに回ってしまうようになります。やはり疲れで足が止まったんでしょうかね。
こうなると、ガーナのゴールは時間の問題に見えましたね。
ガーナはフィジカル、高さ、スピードをいかし、それにパスもよくつないで攻め続けてましたからね。
しかし、アメリカがねばるねばる、守る守る。
そんな状況の中、後半37分、ペナルティエリア内でガーナがパスをつないで、アユーがついに同点ゴール!
ついに、ついにガーナがアメリカのゴールをこじ開けました。
アメリカは耐えられませんでしたね。
こうなると、残り10分ほどでガーナがこの勢いで逆転するのか、それともアメリカがそれを凌ぐのか。
ところが、なんと次に得点をあげたのは、あっぷあっぷだったアメリカ。
交代で入ったブルックスが後半41分、CKをヘディングで合わせてゴール!
なんと劇的!
ロスタイムは5分でしたが、アメリカがこのまま2—1で逃げ切り、3度目の対戦でようやくガーナに勝利しました(そういえば、まだスコアは2-1ですね)
終盤はかなり見応えのある攻防で、激闘でしたね。いい試合でした。
このグループGには他に強豪ドイツとポルトガルが入っているのですが、今日のアメリカとガーナの試合を見ていると、このグループもなかなか面白そうですね。