ワールドカップロシア大会後にサッカー日本代表の新監督に就任した、森保一監督の初陣となる国際親善試合のコスタリカ戦です。
「サッカー国際親善試合 日本代表対コスタリカ代表」
キックオフ:2018年9月11日(火) 19時20分
試合会場:パナソニック スタジアム 吹田
試合開始前の個人的な注目ポイント
(試合開始前に執筆してます)
もともと初陣として予定されていた、7日の札幌ドームでのチリ代表戦は、北海道胆振東部地震のために中止となり、この試合が新生日本代表、森保ジャパンの初陣となります。
今回の日本代表メンバーは、基本的にはワールドカップロシア大会に出場した海外組メンバーの招集は見送っているんですよね。なので、海外で活躍する若手が中心のメンバーで、その他国内組も代表経験の浅い、全体的にフレッシュな顔触れとなっています。
ここから何人が代表として定着していくのか、この日から、次のW杯に向けての4年間が始まるんですね。
(以上は試合開始前に執筆しました)
先発メンバー
GK 12 東口順昭
DF 3 室屋成/DF 19 三浦弦太/DF 20 槙野智章/DF 4 佐々木翔
MF 21 堂安律/MF 17 青山敏弘/MF 6 遠藤航/MF 10 中島翔哉
FW 13 小林悠/FW 8 南野拓実
3バックではなくて、4-4-2のようですね。それにしても、フレッシュなメンバーが揃い楽しみですね。
そういえば、W杯ロシア大会に出場したのは槙野だけですね。
もちろん、注目は堂安、中島、南野の前線の若手選手ですが、個人的に気になるのがSBの室屋と佐々木の2人です。SBはなかなか人材不足なので、今後のことを考えると、ちょっと気になりますね。
※杉本健勇が負傷で不参加。山口蛍、大島僚太もすでに負傷で不参加になっていて、横浜の天野純と川崎の守田英正が追加招集されています。
試合観戦記《前半》
前半立ち上がりから、各選手の動きがいいですね。やや守備的なコスタリカに対して、前線の若い選手たちは実に積極的です。
ただ、日本ペースながら、なかなかシュート・チャンスまではいきませんね。
すると前半16分、日本の右CKのチャンスにキッカーは中島。その中島のクロスを佐々木が頭で合わせると、これが相手選手に当たってゴール!!結果はオウンゴールでしたが、日本先制です。
それにしても、前線の若い中島、堂安、南野が生き生きと、そして、連動して動いてますね。その若い選手たちにつられるように、小林の動きもいいです。
その後、時折コロンビアに攻め込まれるシーンがあるものの、守備は集中してますね。
前半39分、遠藤からの長いパスを小林が胸で落とすと、そこに待っていた南野のがダイレクトで見事なシュートを放つも、これはGKのファインセーブにあってゴールならず。けど、いいシュートでした。
前半はこのまま1—0で折り返しますが、日本はいい動きをしてますね。
試合観戦記《後半》
後半開始からのメンバー交代はありません。
後半立ち上がりからは、やや押し込まれるシーンもあるものの、攻守の切り替えも早く、守備も集中してます。
後半12分、左サイドの中島からのクロスは南野にピンポイントであったものの、ヘディングはミートせずに枠の右へ。う〜ん、決めたかった!
さらに後半14分には、中島→小林→堂安のシュートは決まらなかったものの、これもいい動きの攻撃でした。
後半21分、中島からオーバーラップした遠藤へのスルーパスが通り、遠藤の折り返しを受けた南野が、トラップ後に素早く左足を振り抜くとこれがゴール!!南野の日本代表初ゴールで、日本がリードを広げます。
こここから日本が次々に選手交代をしていきます。
小林悠→FW 11 浅野拓磨(後半23分)
交代後から、浅野がスピードを生かして、裏に効果的に走ってますね。
中島翔哉→MF 18 天野 純(後半30分)
天野がトップ下で南野が左に入りました。
佐々木翔→DF 5 車屋紳太郎(後半33分)
室屋成→DF 16 守田英正(後半37分)
室屋はその直前に競って落下した際にちょっと痛めたようでしたが大丈夫かな。
守田は流通経済大から川崎フロンターレに入って、まだ1年目の選手なんですね。大抜擢ですね。
試合はコスタリカの足が止まってきてるようで、ほとんど日本ペースで進んでいるので、追加点が欲しいですね。
堂安律→MF 7 伊東純也(後半40分)
青山敏弘→MF 15 三竿健斗(後半43分)
このまま試合が終わるかと思ったアディショナルタイムの後半48分、最後を飾ったのは交代で入った伊東でした。伊東は右サイドを持ち込んで中に入り、そのまま自ら放ったシュートはGKの手を弾いてゴール!!伊東の代表初ゴールでさらにリードを広げます。
結局、試合はこのま3—0で終了して、新生日本代表は森保一監督の初陣を勝利で飾りました。
おわりに
後半途中からは、疲れからかコスタリカはほとんど攻撃することができなくなったので、守備の評価はなんとも言えませんが、各選手が積極的にプレーしていて、今後が楽しみな選手たち、そして新生日本代表でしたね。
もうちょい長い時間、交代選手を見たかったですが、あまりにバランスが良かったので、交代しにくかったかもしれませんね。
個人的に注目していたSBですが、室屋はタフに走って積極的に攻撃参加もしてましたし、佐々木も攻守に落ち着いて対応していたので、今後に期待したいですね。
若い前線の選手(中島、堂安、南野)はもちろん良かったですが、ボランチの遠藤が、以前はやや頼りなさがあったのですが、この試合は頼もしく中盤で攻守わたってチームを支えてました。
動く、走る、仕掛ける、シュートを打つ!!
積極的な試合運びは見ていてもワクワクしますね。
ただ、今日のコスタリカは、あまり前には出てこず、カウンターも見られなかったのは、コンディションが上がってなかったかもしれません。
もう1ランク、2ランクギアが上がったチームと対戦した時に、今日のパフォーマンスを見せられるか。
いずれにしても、今後が楽しみな日本代表のメンバーでした。
※参考:サッカー日本代表 – 日本vs.コスタリカ -テキスト速報 – スポーツナビ
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