サッカー国際親善試合 日本代表対キルギス代表 テレビ観戦記(2018.11.20)

サッカー日本代表の国際親善試合ですが、これが2018年のラストマッチとなります。

サッカー国際親善試合 日本代表対キルギス代表

キックオフ:2018年11月20日(火) 19時20分
試合会場:豊田スタジアム

先発メンバー

GK 12 権田修一
DF 3 室屋成/DF 2 三浦弦太/DF 20 槙野智章/DF 5 山中亮輔
MF 18 三竿健斗/MF 17 守田英正
MF 14 伊東純也/MF 8 原口元気
FW 11 杉本健勇/FW 13 北川航也

いや〜、森保監督、選手層を厚くし、レベルの底上げのためにも多くの選手を試してみたいということでしょうが、前の試合からそっくり全員代えてきましたね。槙野と原口以外は代表経験が浅い選手となりますね。

中では代表デビューの山中に注目してますが、各選手にとっては大きなチャンスでもありますね。そうそう、冨安はベネズエラ戦で右膝痛めて、代表をすでに離脱しています。

対戦するのは、来年1月にUAEで開催されるアジアカップに初出場を決めている中央アジアのキルギスですが、FIFAランクは90位で、現在50位の日本よりもかなり下いうことで、この試合は引いてくる相手に対して、日本がいかにゴールをこじ開けるか、といったところが注目になるでしょうか。そして、もちろん来年1月のアジアカップを想定した試合ともなるでしょうね。

試合観戦記

開始早々の前半2分、ドリブルで持ち上がった北川から中央の杉本にパスが通ります。
さらにペナルティエリア左に上がってきた山中へとボールが渡り、山中がこれを直接左足でシュートを放つと、ボールは右ポストに当たってゴーーール!!
日本が幸先よく先制です。

代表デビューの山中がファーストタッチだったでしょうかね、いきなり見せてくれました。

その後も守備的なキルギスに対して、ボールを保持して優勢に試合を進める日本ですが、なかなかゴール前でいい形になりません。

前半19分、原口が自らのドリブルで得た左サイドでのFKでキッカーを担当。原口の放った低い弾道のシュートは、GK正面ながらキャッチミスでゴーーール!!原口も苦笑いのゴールでしたが、日本が追加点です。

前半25分、北川の長いクロスを杉本が頭で落とし、受けた中央の伊東が反転でDFをかわしてシュートを放つもこれはゴールの左。う〜ん、反転までは完璧でしたがね。さらに前半29分には、左サイドをドリブルで持ち上がった原口からのクロスに、またも中央でフリーの伊東がボレーシュートを放つも、これも枠の上で決まらず。どちらも決めたかった…

その後もチャンスはあったもののゴールを奪えず。前半は2—0と日本のリードで折り返します。

圧倒的にゲームを支配して、守備的なキルギス相手に2得点してますが、う〜ん、攻撃に関してはまだまだ物足りないでしょうかね。中では伊東がチャンスに多く絡んで動きがいいですね。

後半開始からのメンバー交代はありません。

後半に入っても、日本ペースで試合が進みますが、キルギスもしっかりボールについてプレッシャーをかけてきてますね。そのせいか、なかなか決定機まで形を作れません。

後半14分、一気に3人が交代です。ちょっと攻撃に手詰まり感が出てますからね。
杉本→FW 15 大迫勇也/伊東→MF 21 堂安律/三竿→MF 7 柴崎岳
大迫と堂安が出てきましたね。攻撃が活性化しそうです。

さらに、後半16分、少し前に競って倒れた際に頭を打っていた槙野が交代です。大丈夫かな。
槙野→DF 22 吉田麻也

後半27分、相手DFのクリアボールに反応した守田が、ダイレクトで縦パスを送ると、受けた北川が足裏でダイレクトで落とし、それを大迫がこれまた右足でダイレクトでシュートを放つと、ボールは綺麗にゴール右に決まってゴーーール!!

いや〜、さすが大迫でしたね。それに鮮やかな攻撃でした。

その直後に2人交代です。
北川→MF 10 中島翔哉/原口→FW 9 南野拓実

まだ大迫のゴールの余韻が漂う直後の後半28分、南野→堂安→中島と素早く渡り、最後の中島がダイレクトで放ったシュートがゴーーール!!日本が4—0とリードを広げます。

いや〜、それにしても、交代直後の中島が魅せましたね。しかも交代して入った前線の選手の連携で決めましたからね。

もう、スタジアムの空気がガラッと変わりました。期待に溢れて沸いています。実際にゴールに向かう勢いも変わって、この前線の4人はやっぱり違いを見せますね。

その後も前線の4人を中心に、何度もチャンスを作るも、得点には至らず、結局、試合はこのまま4—0で、日本の勝利で終了です。

おわりに

この段階で、守備的に引いてくる相手に(といってもキルギスはガチガチに引いていたわけではないですけど)、4—0はいい結果ではないでしょうか。

ただ、先発した攻撃陣に関して、北川や伊東も悪くはなかったですが、やっぱり、終盤に交代で入ってきた、前線の4人に比べると、先発した攻撃陣はやや差を感じますね。

森保監督も、選手層といった点で頭が痛いでしょうが、現段階での誰もが認めるファーストチョイスは決まったということですね。

その他の選手は、もちろん、一緒にプレーしたことのない選手たちがほとんでしょうから、連携不足はやむを得ないところはあるでしょうが、先制点を挙げた山中は、積極的なプレーでアピールに成功したのではないでしょうかね。あと、ボランチの守田も安定したプレーを見せていました。

これで、来年1月のアジアカップに向けての強化試合は終わりました。

森保監督としては(というか、見ている側も)、守備側も含めてほぼ中心メンバーは固まったと思いますが、実際には大会期間中の交代選手の充実もかなり重要なので、サブとなるメンバー選考も気になるところです。

まずは、来年1月にUAEで開催されるアジアカップが楽しみですね。

※参考
サッカー日本代表 – 日本vs.キルギス -テキスト速報 – スポーツナビ
AFC アジアカップ UAE 2019 | JFA|公益財団法人日本サッカー協会

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