サッカー国際親善試合 日本代表対グアテマラ代表 テレビ観戦記(2013.9.6)

最近崩壊気味の守備を立て直すことが出来るのか、前のウルグアイとの親善試合に続いて国内組との融合は、新戦力の台頭は、そのあたりを注目していました。

キリンチャレンジカップ2013
サッカー国際親善試合 日本代表対グアテマラ代表

キックオフ:2013年9月6日(金)19:25
試合会場:長居スタジアム

試合開始前の個人的な注目ポイント

(試合開始前に執筆してます)

7月の東アジアカップは国内組の新戦力発掘の意味合いが強かったですが、その前のコンフェデレーションズカップと前回のウルグアイとの試合は明らかに格上との試合で、主に守備に対する問題点、脆さを露呈してしまいました。

しかし、今回のグアテマラ代表は、国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは93位ということで、日本の37位に対していわば格下ということになります。

この試合で崩れてしまった守備のバランスをしっかりと立て直し、今後の方向性に納得のいく結果を残してもらいたい、そして安心させてもらいたい、というのが正直な気持ちですよね。

まあ、この試合で仮にしっかりと守りきったとしても、それではたして守備が修正出来たといえるのかというと、それもまた違う気もしますが、少なくとも崩れてしまった守備の形というか、自信を取り戻す事はできそうですよね。

そもそも、直接的には吉田麻也のミスが失点に絡んでいるケースが多いですが、例えば吉田がスピードがないのは今に始まったわけではないので、であればそういう形に持っていかない前線の守備であったり、なってしまった場合のカバーだったり、全体での守備の形と言うか意識が目に見えてもらいたいところですよね。

まあ、そういうことは今さら私が言う事でもないのでしょうけどね(汗)

そして、今回の試合で注目しているのが、国内組で代表入りしているメンバー。

もちろん、前の試合に続いて柿谷がなんといっても注目ですが、今のっている大迫が“半端ない”ところを見せてくれるのか。
そして、遠藤、長谷部のボランチコンビに山口なんかが割って入ってくるのか。
これまた固定されて、さらにバックアップが心もとないCBに森重が名乗り出るのか。

交代枠がどのように使われるのかも注目ですし、結構見所多そうですね。

(以上は試合開始前に執筆しました)

試合観戦後の感想

今回も、ゲームの経過を追っていくのではなくて、ざっくりと感想を書き留めておこうと思います。

まずは先発メンバーですが、こういったメンバーでした。

GK:12 西川周作
DF:3 酒井高徳/22 吉田麻也/6 森重真人/5 長友佑都
MF:17 長谷部誠(cap)/7 遠藤保仁
MF:9 岡崎慎司/10 香川真司/8 清武弘嗣
FW:20 大迫勇也

ということで、なんとザッケローニ監督、本田を外してトップ下に香川を置きましたね。
CBも最初から森重を使ってきました(今野が外れてますね)。
そしてワントップは大迫の先発でした。

これは、結構、ザッケローニ監督は試している感じが強いですね。

で、試合のほうですが、結果から言ってしまうと、日本が3—0(前半0—0)で快勝でした。

しかし、何だか退屈な試合に感じられました。
すいません、ちょっと途中で寝てしまいそうになりましたから(汗)

グアテマラはもうちょっと仕掛けてくるかと思ったのですが、ほとんど抵抗なく、終始日本が攻めっ放しだったので、もう何点かは取ってもらいたかったです。

それに、そもそも試合前に注目していた守備面については、ほとんど攻め込まれる事のない試合だったので、まったく評価ができないですよね。
というか、この試合で点を取られていたらまずいです。

なので、CB森重はきっと良かったのでしょうが、よく分かりませんでした。
それと、後半30分には、今野を入れて、3バックを試していたのですが、これも良かったのか悪かったのか、さっぱり分かりませんでした。
(サイドを時々抜かれてましたが…)

攻撃については、前半のみの出場だった大迫は残念ながら結果が出ませんでしたね。
いい動きだったとか、意欲的だったとかは、今日の試合ではいらなくて、結果が欲しかったですよね。

反対に結果を出したのが、後半途中から入って得点を決めた、FW工藤ですね。
結構その他のプレーでもアピールできていて、代表定着に一歩前進かも。

後半開始から一緒に出てきた本田と柿谷は、やっぱりゴール前で抜群のセンスを見せてくれて、柿谷は周囲との連携もよく(連携し過ぎ!?)、見ていても楽しかったのですが、この試合に関しては、柿谷は得点が欲しかったですね。
まあ、本田は入って早々の後半5分に頭で決めたあたりはさすがですが。

ちょっと見ていて心配だったのが香川で、ミスが多かったですね。
やっぱりマンUで試合に出ていないのが響いているのでしょうか、それともこういう状態だから試合に出られないのか…

ボランチについては、遠藤に変わって後半34分に入ったのは、青山でしたが、時折縦に鋭いパスを狙ってましたが、あまり印象に残ったプレーはなかったかな〜
それより,ボランチでは長谷部が積極的に頑張っていた印象があるので、新しいチームが決まってモチベーションが高いのかな〜、なんて思いましたよ。

得点のもう1点は、遠藤のFKが壁の相手に当たって入ったものなので、実は試合通してあまり決定的には崩せてないんですよね。

う〜ん、と振り返ると、やっぱり物足りないですよね(贅沢な話なのかな〜)。

次は9月10日(火)の対ガーナ戦です。
ガーナはぐっとレベリが上がるので、この試合のようにはいかないでしょうから、それはそれで楽しみです。
引き続き守備などについても注目ですね。