アナログレコード回顧録記事ヘッダー

Stone Down Blues/ギター・スリム・グリーン〜って誰?って感じのジョニー・オーティスと息子のシュギー・オーティス参加のブルース・アルバム

Stone Down Blues/ギター・スリム・グリーン誰なんだ!あなたは!って感じです。今でもです。

ギター・スリムと間違ったわけではない…、と言いたいところなんですが、実は、そのギター・スリムのアルバムのライナー・ノーツに、中村とうよう氏がギター・スリムと間違ってギター・スリム・グリーンを買ったという事が余談で書いてあって(→The Things That I Used to Do/ギター・スリム)、私もまさにそんな感じなんです。

はい、つまり、間違えて買ったんです(汗)
ギター・スリム・グリーン(Guitar Slim Green)のこちらのアルバムです。

Stone Down Blues

ただし、なんとジャケットにはジョニー・オーティスと息子のシュギー・オーティスの名前があるんですよ。
“With Johnny and Shuggie Otis” となってますからねぇ。
なので、そこにも興味をひかれたのは確かなんですが…

そういえば、シュギー・オーティスが参加した「クーパー・セッション」の記事を書いた時は忘れていたのですが(→クーパー・セッション/Al Kooper introduces Shuggie Otis)、彼の演奏はここでも聴くことができてました。


※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。
それにしても、ギター・スリム・グリーンという人のことがまったく分かりません。

アルバムを聴いてみると、ジャケットの素朴さに比べて、いきなりモダンな音が聴こえてきてビックリです。
オーティス親子は完全なサポートとして、バックを支えている感じですが、それにもよるんでしょうね。

シカゴ・ブルースを思わせる、ギターとヴォーカルを聴かせてくれていて、かなりどっぷりと迫ってきます。
ただ、それ以上でも以下でもないといった感じが正直なところですが…
アルバムは3人だけで録音されているようですが、それもよく分かりません。

購入したのは輸入盤なので、詳しいことは本当に分からないんですが、どうやらギター・スリム・グリーンって方は、Norman G. Greenという名前で、1920年テキサス生まれで、このアルバムは恐らく1970年のもののようです(1975年にロサンゼルスで他界しているようです)。
う〜ん、けど、やっぱり誰なんですか!あなたは!

 
※Amazonで調べてみたら、ちゃんとCDがあってビックリ!その内容紹介によると、

40~70年代、西海岸を中心に活躍したブルースマン、スリム・グリーンの 最後のアルバムを遂に復刻!ジョニー・オーティスとその息子シャギー・ オーティスが参加した名盤!! ジョニー・オーティスと録音した未発表曲を 追加収録!!!

とのことで、う〜ん、名盤だったのか。失礼しました…

※Amazonアソシエイトプログラム等で紹介してますが、記事中のものと同内容でない場合もあるのでご了承願います。
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2015.7.10)

アナログレコードストア | Amazon.co.jp ミュージック