まずは、アル・クーパーの手による「スーパーセッション」を聴いて、引き続き輸入レコード店で見つけて手にとったのが、このアルバムです。
「クーパー・セッション」
(Kooper Session)
「スーパーセッション」が凄かったので、このアルバムの内容はほとんど知らなかったのですが、買ってしまいました。
このアルバムは、アル・クーパーのスーパーセッションアルバム第2弾で、1969年レコーディングとのことで、ジャケットには「Al Kooper introduces Shuggie Otis」とタイトルがついていますね。
そのシュギー・オーティス(シャギーとも表記されてますね)は、R&Bの大御所ジョニー・オーティスの息子で、この時15歳…、って凄すぎない?
15歳といえば、このアルバムを購入した時の私と同じくらいの年だったもので、このギターに更に唖然としたものです。
※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。A面は「THE SONGS」、B面は「THE BLUES」と書かれており、その通りA面は歌有りで、B面はどっぷりブルースが聴けます。
一曲目の「BURY MY BODY」からアル・クーパーのピアノとシュギーの緊迫感溢れる演奏が聴かれ、否が応でもこのアルバムに期待を持たせます。
内容は期待通りのセッションとシュギーの素晴らしいギターが聴けて、最後の「SHUGGIE’S SHUFFLE」のギターは最高にご機嫌ですね。
シュギーのギターは当時高校生の私にはかなりの衝撃で、このアルバムはかなりのお気に入りとなりました。
ただ、こんなに凄いギターを弾いているのですが、私がその名前を目にする事はその後ほとんどなくて、残念ながらこの後、私が彼の演奏を耳にしたのは、ジョニー・オーティスのアルバムで一度だけでした。
※Amazonアソシエイトプログラムでも紹介してますが、記事中のものと同じ内容ではない場合もあるのでご了承願います。
◆iTunes StoreでAl Kooperをチェックする。
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです