ニュースにもなっていましたが、道内各地で10月25日(水)、26日(木)と「雪虫」が大量発生して、吹雪のように無数に飛び交って、場所によっては歩行者が歩くのも大変な状況になってますね。
小樽でも同様に雪虫が大量発生していて、歩くのも大変です。
※参照ニュース:2023年10月26日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄、一面
ちなみに、雪虫といえば、白い雪のような綿毛をつけた小さな虫で、この雪虫がゆらりゆらりと舞う様子は、この時期の風物詩ともいえる光景なんですよね。
(これが雪虫です)
その光景を思い浮かべると、雪虫という名前と相まって、なんだかロマンチックに聞こえますが、実際はそうでもなくて、この小さな虫は、目鼻口に入ってきたり、服に着いたりもして、なかなか鬱陶しいのも事実なんですよね。
今回のように大量発生することもたまにあって、そうなると目も開けてられず、本当に出歩くのも大変になります。
(ちょっと分かりにくいですが、点々と見えているのがそれです)
そして、今回大量発生している雪虫は、白い綿毛がついてないもので(それでは雪虫とはよばないのでは!?とも思うのですが)、そのあたりのこともニュースで報道されていました。
そもそも、この雪虫はアブラムシの仲間で(そう聞くと、さらにロマンチックでなくなりますね…)、ニュースによると、白い綿毛をつけたのが「トドノネオオワタムシ」というそうですが、今回大量発生しているのは、綿のない「ケヤキフシアブラムシ」なんだそうです。
トドノネオオワタムシは暑さに弱いそうですが、ケヤキフシアブラムシは元々道内に生息していなかった国内外来種で、気温が高いほど繁殖サイクルがはやまるそうで、今季の記録的な猛暑の影響で、例年以上に増えているとのことです。ただ、これほどの規模で大量発生するのは、やっぱり珍しいそうですよ。
ニュースでは、発生のピークは今月下旬とのことで、もうちょっとこの状況が続くようです。
雪虫が飛び始めると、もうすぐ初雪が降る、なんてことも言われたりもするのですが、この雪虫が収まったら、今度は本当の雪が降るのでしょうね。
※小樽後志情報局【公式】道新小樽報道部のX(旧Twitter)より。さすが分かりやすい写真が掲載されてました。
雪虫大発生、小樽でも
小樽の読者が読めなかった
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https://t.co/xBSBP126jf— 小樽後志情報局【公式】道新小樽報道部 (@otaru_news) October 25, 2023
※参考:冬の訪れ告げる“雪虫” 道内各地で大量発生 なぜ?|NHK 北海道のニュース
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・今年も雪虫が舞う季節になりました(なってしまいました…)(2023年): 小梅太郎の「小樽日記」