小樽市も特産品がもらえる「ふるさと納税」が導入されるようです

小樽市のふるさと納税といえば、「小樽ファンが支える ふるさとまちづくり寄附条例」というのがあって、これは歴史的建造物の保全が主な目的となっているのですが、これには、ふるさと納税でよくある特産品のお返しなどはなかったんですよね。

寄附金は1口5,000円を基本としていて、寄附をしてくれた方には、小樽の指定施設の入館料が最長2年間無料となる「小樽ファン認定証」が送られてます(入館料が無料となる期間は、寄附をした年とその翌年。寄附5年目で「名誉小樽ファン」に)。

※参考
小樽市 :小樽ファンが支えるふるさとまちづくり
小樽市 :小樽ファンが支える ふるさとまちづくり〜寄付金の申込み方法

ただ、これが結構不評だったんですよね、
というのも、小樽の施設の入館料が無料になっても、それって、小樽にいないと使えないですからね。

そんな中、2016年2月20日付 北海道新聞小樽・後志欄に掲載されていたのですが、小樽市は新年度から、1万円以上を市に寄付すると、市内で製造された水産加工品やワインなど、小樽の特産品をもらえる「ふるさと納税」の制度を導入するそうです。

元々あった小樽ファンも最近は減少傾向にあるそうで、そのため、これまでの歴史的建造物の基金に加えて、産業振興や市民福祉にも活用できる基金を新たに創設して、どちらにも返礼品を贈呈することにしたようです。

これには実際の収支の問題や、特産品を送る「ふるさと納税」がすでに競争が激しすぎて、後発組が特徴を出すのが難しいという問題もあるようです。

けど、観光地・小樽というネームバリューはなかなかのものだと思いますし、小樽ならではの返礼品がもらえるとなると、小樽から遠く離れた小樽ファンの方々も応援しやすくなりそうです。そして、その方々がまた小樽観光に来てくれるようになるかもしれませんよね。

新聞記事によると、全国のふるさと納税を扱うサイトで、4月1日から申し込めるようにする予定のようです。

ただ、小樽市のHPを見ても、今のところ特にお知らせとか出てないんですよね。
う〜ん、告知と詳細の案内はいつ出るのかな。

参考:2016年2月20日付 北海道新聞小樽・後志欄