サッカー女子リオ五輪アジア最終予選 日本代表なでしこジャパン対オーストラリア女子代表 テレビ観戦記(2016.2.29)

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いよいよ始まった、サッカー日本女子代表(なでしこジャパン)リオデジャネイロ・オリンピックアジア最終予選
初戦の相手はオーストラリアです。

リオ五輪アジア最終予選
日本代表なでしこジャパン対オーストラリア代表

キックオフ:2016年2月29日(月) 19時35分
試合会場:キンチョウスタジアム

リオ五輪アジア最終予選は、日本、オーストラリア、韓国、中国、ベトナム、北朝鮮の計6カ国が総当たりで、上位2カ国がリオ五輪出場権を獲得します。
ちなみに、日本のFIFAランキング4位に対して、オーストラリアは9位とのことですが、スピードと高さがあって難敵ですよね。

なでしこの先発メンバーは、
GK:山根恵里奈(千葉)
DF:有吉佐織(日テレ)、岩清水梓(日テレ)、熊谷紗希(リヨン)、鮫島彩(INAC神戸)
MF:阪口夢穂(日テレ)、宮間あや(岡山湯郷)、中島依美(INAC神戸)、川澄奈穂美(INAC神戸)
FW:大儀見優季(フランクフルト)、大野忍(INAC神戸)

この最終予選のメンバーは経験重視とのことで、元々フレッシュなメンバーはあまり見当たらないのですが、先発もいつものメンバーですね。

引退した澤さんに代わって宮間がボランチに入り、サイドには中島が入ってます。
澤さんに代わって10番を背負うのは、FWの大儀見ですね。

試合観戦記

序盤から、スピード、フィジカルの優位性に加えて、ボールも巧みに扱いつないでくるオーストラリア相手に、なでしこはボールを保持できずに苦戦を強いられましたね。

前半25分、相手の分厚い攻撃に晒されると、1度途切れたと思ったボールが相手に収まり、そこからフリーで上げられたクロスをドンピシャで頭で合せられ、なでしこ先制を許します
一度跳ね返したんですが、そこで足が止まったか、フリーでクロスを上げられましたね。

オーストラリアはプレスの出足も早く、上手く日本のパスコースを消してくるので、なでしこらしい連動した形がなかなか作れません。

前半40分には、早くも大野に変えて横山投入し、流れを変えようとした佐々木監督でしたが、まさかの不運が起こります。

前半41分、センターライン付近で、阪口のサイドを変える横パスが、避けようと屈んだ主審に当たり、そのボールがフリーのオーストラリア選手にこぼれ、そのまま一気にカウンターを受けてゴールネットを揺らされ、なでしこ痛い2失点目。

不意にカウンターを受けると、スピードでかなわないので、あえなくかわされてしまいますね。

応援していた誰もが“あー、避けてよー”、と思ったに違いないですが、気落ちしたまま前半が終了するかと思った、 前半アディショナルタイム、川澄からオーバーラップした有吉にボールが出て、有吉からのマイナスの折り返しに坂口が合せ、さらに大儀見が触ってなでしこ1点を返します。

前半は、このまま1—2で終了。
最後の得点は、この試合、初めて見せたなでしこらしい、連動した動きとパスワークでしたが、これがができれば、相手DFは十分崩せそうなので、後半に期待できますね。

ただ、ハーフタイムにゲストで来ていた澤さんが言ってましたが、個々の動きが悪く、距離感が遠いので、その辺を修正してこられるか。

後半は一進一退で、なでしこはサイドからの攻撃が活発になり、ゴール近くまで攻め込むシーンが見られるようになってきましたが、オーストラリアの守備は固く、反対に時折中盤を支配されて、オーストラリアに攻め込まれるシーンも。

前線で横山のボールキープが効いているのですが、全体的にちょっとバスミスが目立つのが気になりますね。
後半20分あたりから日本の時間帯で、厚みのある攻撃を見せるも得点には至らず。こうなると、サッカーにありがちな、試合の流れは一気にオーストラリアに。

後半30分頃からオーストラリアの圧力に晒され続け、右サイドからまたもフリーでクロスを上げられると、これを逆サイドでフリーの選手に頭で合せられゴール。
試合を左右する次の得点はオーストラリアに。これで2点差の1—3となり、なでしこ苦しくなってきました。

1点目もそうですが、高さで圧倒的に不利な日本が、フリーで狙いすましたクロスを上げられると、やっぱり厳しいですね。

日本は後半39分に岩渕、川村を投入して攻勢をかけるも、オーストラリアの守備を崩せず、結局、試合はこのまま1—3で終了。
日本は大事な初戦を落としてしまいました。

おわりに

終わってみれば、完敗でしたね。
途中、不運もありましたが、それがなくても、なでしこは、らしい試合をさせてもらえませんでした。

試合後のインタビューで、引退したばかりの澤さんが物足りないと、苦言を呈してましたね。

それにしても、オーストラリアの圧力に対して、ボールを保持できませんでしたね。
体格差は今に始まったことではなくて、それをこれまでは連動した動き、素早いパスワークでかわしてきたのですが、それもままならないというか、連携の悪さや相手のプレスの早さ激しさで機能しなくなると、途端に攻め手がなくなります。

フレッシュなメンバーでのぞんだ、2015年8月の東アジアカップ2015では結果が出ず、結局、今回のメンバーは経験のあるこれまでの選手中心となったこの最終予選でしたが、いいかげん、相手チームにも対策は練られてますよね。

選手で気になったところでは、試合から消えて前半で交代した大野、ボールロスが多くてボランチとしては機能できなかった宮間なんかが、今ひとつピリッとしなかったかな。

3失点という、守備の乱れも気になりますが、守備の安定を考えると、今回コンディション不良ということで呼ばれなかった、宇津木選手の不在も痛いですね。

次の試合は、中1日の3月2日に韓国との対戦です。
短期決戦は勢いも大事だと思うのですが、初戦でつまずいてしまったなでしこジャパンが、しっかり立て直してくれるといいのですが。

いや〜、始ったばかりとはいえ、この最終予選はかなり厳しいですね。

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