【なでしこジャパン】サッカー国際親善試合 日本女子代表対オーストラリア女子代表 テレビ観戦記(2021.7.14)

なでしこジャパン(日本女子代表)の東京五輪前最後の実戦となる強化試合。対戦相手はFIFAランキングで10位の日本に対して9位で五輪にも出場するオーストラリアです。

サッカー国際親善試合 日本女子代表対オーストラリア女子代表

先発メンバー
GK 18 山下杏也加
DF 2 清水梨紗/4 熊谷紗希/5 南萌華/16 宮川麻都
MF 8 三浦成美/7 中島依美
MF 13 塩越柚歩/14 長谷川唯
FW 10 岩渕真奈/9 菅澤優衣香

試合観戦記

序盤はオーストラリアの早く強いプレスに押される展開。なでしこも徐々にペースを掴み出すも、お互いになかなかいい形でシュートまで持っていけません。

前半20分に押し気味のオーストラリアに中央からシュートを打たれたのが、始めてシュートらしいシュートだったかも。日本の最初のチャンスは前半30分の菅澤のループ気味のシュートでしたが、この頃から、日本の時間が長くなってきました。

前半は0—0のままハーフタイムに。

前半は結局、オーストラリアの体格を生かした強く早いプレスと確かな技術によるパスワークに、思うようにはプレーできませんでしたね。岩渕や長谷川も、なかなか思い通りにプレーできてない印象でした。

一本の縦パスで裏をとられてしまうシーンがありましね。要注意です。

日本は選手交代なく後半へ(五輪は交代枠は5人に対し、この試合は6人まで)。

後半8分、左サイドからMF長谷川唯がクロスを蹴り込んだところで目の前の相手選手がハンドでPK獲得。このPKをこの試合から10番をつけた岩渕がゴール左に蹴り込みゴール!!(後半9分)日本が先制です。

攻勢に出るオーストラリアにサイドを崩されるシーンが多いですね。
後半17分に4人の同時交代です。
岩渕真奈→遠藤純
長谷川唯→杉田妃和
塩越柚歩→籾木結花
菅澤優衣香→田中美南
前線がガラリと代わったものの、遠藤と田中を中心にいい連携を見せてました。

南萌華→宝田沙織(後半25分)
宮川麻都→北村菜々美(後半29分)

結局、お互いに決定的なシーンは生まれず、試合はこのまま 1点を守り切ったなでしこジャパンが勝利しました。

おわりに

本番直前に、オーストラリア代表という、実力があってフィジカルの強いチームと対戦できたのはよかったですね。この段階だと、無失点で勝ち切った、といのは自信になるのではないでしょうかね。

もう、かつてのような圧倒的なボール回しというのは、世界の女子サッカーのレベルがどんどん上がっている現在は期待はできないので、粘り強く守って、機を見て組織で崩して得点を取りにいくという感じですかね。

本番は、7月21日(水)にグループリーグ初戦のカナダ戦があります。なでしこジャパン、応援してます。

※参考
サッカー代表 – 日本女子vs.オーストラリア女子 -テキスト速報 – スポーツナビ
サッカー国際親善試合 日本女子vs.オーストラリア女子- 東京オリンピック・パラリンピック特集 – Yahoo! JAPAN