【なでしこジャパン】アジア大会2018サッカー女子 決勝 日本女子代表対中国女子代表 テレビ観戦記(2018.8.31)

インドネシアで開催中のアジア大会2018の女子サッカーは、いよいよ決勝です。
日本女子代表なでしこジャパンの決勝の対戦相手は、中国女子代表です。

アジア大会2018 決勝 日本女子代表なでしこジャパン対中国女子代表

キックオフ:2018年8月31日(金)20:30
試合会場:ゲロラ スリウィジャヤ スタジアム

出場メンバー

GK 山下杏也加
DF 清水梨紗/鮫島彩/三宅史織/阪口萌乃
MF 中島依美/隅田凜/長谷川唯/有吉佐織/籾木結花
FW 岩渕真奈

※追記:選手交代
籾木結花→菅澤優衣香(後半11分)

試合観戦記

序盤は中国の圧力が優っていて、ゴール前まで押し込まれる時間が続き、決定的なシーンも作られます。

いや〜、中国の寄せが早いですね。そして厳しい。そのため、なでしこはなかなかボールを自由に回す事ができません。
前半17分には、強烈なシュートを打たれるも山下ががっちりキャッチ。

次第になでしこがDFラインから中盤まではボールを回すようになったものの、中国が時間とスペースを与えないようにと、早く厳しいプレスをかけ続けてくるので、なでしこは前線にボールを運べません。

ただ、なでしこも中盤を厳しく対応しているので、中国にもなかなかいい形では攻撃させないようになってきました。

結局、前半は中国ペースながらも0—0のスコアレスで折り返します。

後半立ち上がりからも中国の攻勢が続き、CKが続くシーンもありましたが、これをしのぎます。
さらに、後半7分には、スピードにのって裏を取られかけるもDF三宅かスライディングでボールを抑え、山下がキャッチして防ぎます。

後半も前半同様、中国の圧力が早く厳しく、なでしこは思うように前線にボールを運べませんね。
後半11分に籾木に代わって菅澤を投入しました。

その後も中国に攻め込まれるシーンはあるものの集中した守りで耐え、攻撃も菅澤のポストやサイドから、何度かチャンスを作り、後半20分過ぎには、なでしこが攻め込む時間帯がありました。が、なかなかシュートまではいきませんね。

後半31分、中国の決定的なチャンスで、ゴール正面からの強烈なシュートは、山下が片手で弾くビッグセーブ!!
これは山下、見事な反応でしたね。

後半44分、なでしこの攻撃で、スルーパスを受けようとした中島がペナルティエリア内で倒されPKかと思ったものの、その前に中島がオフサイドの判定。

このまま90分が過ぎようかという後半45分、岩渕から右サイドの中島へのスルーパス。中島はこれをダイレクトでGKとDF間へ絶妙なクロスを入れると、DFの間に入っていた菅澤が走り込んで頭で合わせてゴール!!

劣勢だったなでしこが、ついに先制点をあげました!!

アディショナルタイムは3分も、中国の攻撃にしっかり対応して、そのまま試合終了。

なでしこジャパンが1—0で中国に勝利して、見事、2大会ぶり2度目のアジア大会優勝を飾りました!!

おわりに

いや〜、厳しい、苦しい試合でしたね。
もちろん、決勝ゴールの菅澤は見事でしたが、この試合はGK山下に尽きますね。幾度となくピンチを防いで日本を救いました。

内容自体は、終始中国に押されて、いいできではなかったですが、厳しい試合を粘り強く勝ち切って優勝というのは、本当に見事で素晴らしいですね。

なでしこジャパン、優勝おめでとうございます!!

※参考
サッカー日本代表 – 日本女子vs.中国女子 – 試合経過 – スポーツナビ

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