小樽市民には昔からお馴染みの「なると」の若鶏半身揚げ。私も大好きです。
今では、観光客にもすっかり人気で、“小樽名物”や“小樽市民のソウルフード”なんて呼ばれて、メディアに登場することもよくありますよね。
ところで、最近、小樽ではなく、札幌と東京に「なるとキッチン」ってお店ができてるんですが…、すいません、小樽市民だけど、そのなるとキッチンって行ったこともなく、そういうお店ができているというのも、なるとの若鶏半身揚げを愛するほとんどの小樽市民は知らないのではないでしょうか。
そもそも小樽には「なるとキッチン」という名称のお店はないですから。
小樽には3つのなると
なるとキッチンの前に、小樽のなるとについて書いておくと、ちょっと分かりにくいのですが、現在、小樽にはなるとと名のつくお店が3店あります。
まずは、本店と呼ばれる稲穂町の梁川通りにある「若鶏時代 なると」で、ここが元祖になりますね。
そこから花園町に「ニューなると」ができ、さらにできたのは近年ですが、積極的に多店舗展開している「小樽なると屋」があります。
それぞれ、親族が独立して別店として営業しているのですが、基本的に味は同じとも言われていて(いやいやお店によって違うという方も多いです)、一般的な小樽市民、及び観光客の方々にとっては、どれも小樽のご当地グルメ“なるとの若鶏半身揚げ”として認知されていると思います。
(ニューなるとのサイトはありませんでした)
で、今回の話のメインとなる、小樽にはない「なるとキッチン」というお店についてですね。
行ったことがないので、なるとキッチンを調べてみた
で、なるとキッチンですが、現在の店舗は札幌すすきの店(2016年12月〜)、東京の五反田店(2017年5月〜)があって、さらに、この度5月12日に渋谷店がオープンするんですね(それで、この記事を書こうと思ったんです)。
なるとキッチンはメニューも小樽の店舗とは違い、若鶏半身揚げの他に鶏料理をはじめ、いろんなメニューを揃えているようで、宴会コースがあったりして、夜にもお酒を飲みながら楽しめるお店なんですね(う〜ん、いいな〜)。
そこで 気になるのが、なるとキッチンと小樽のなるととのつながりですが、なるとキッチンは小樽にはないですし、行ったこともないので、ネットで色々と調べてみると、なるとキッチンは、先ほどの小樽の花園町の「ニューなると」の味を継承しているということなんですね。つまりはニューなるとの系列か!?
※こんな記事もありました。
・すすきのにオープン!小樽名物・若鶏の半身揚げ専門店「なるとキッチン」 | 北海道Likers
実は、その「ニューなると」は、2015年1月に一度お店を閉めたことがあって、その翌月に再オープンし営業を続けていたのですが、つい先月の2018年4月9日から店主の体調不良のために休業しているんです(※関連ブログの記事:若鶏半身揚げでお馴染み、花園町の「ニューなると」が店主の体調不良のため休業: 小梅太郎の「小樽日記」)
う〜ん、なるとキッチンは新しいお店がオープンするけど、元のニューなるとは休業中になってしまってるのか…
すいません。残念ながら経営の実態というのは、一般市民の私のような個人ブロガーにはよく分からないところが多く、調べるのもこの辺りまででした。
おわりに
いつの間にか、新しい形態のお店が札幌にできていて、さらには東京に進出して、店舗も増えているという、いったい「なるとキッチン」ってどんなお店なの?っていうのが、正直なところです。
“小樽でしか食べられない、小樽名物のなるとの若鶏半身揚げ”、というご当地グルメ感が薄まるのがちょっと残念な気もしますが、いやいや、なるとの若鶏半身揚げは本当に美味しいので、多くの方に食べてもらいたい、という気持ちもあります。
そして、何より、私が「なるとキッチン」に行ってみたいです。
※お店のサイト:なるとキッチン|小樽名物若鶏半身揚げ専門店
▼食べログ情報
・なるとキッチン 五反田店
・なるとキッチン 札幌すすきの店
▼ホットペッパー情報
NARUTO KITCHEN ナルトキッチン 札幌すすきの店(居酒屋)<ネット予約可> | ホットペッパーグルメ
▼ぐるなび情報
なるとキッチン 五反田店(地図/五反田/居酒屋) – ぐるなび
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