5月20日(土)から韓国で始まったサッカーU-20W杯2017。
初戦の南アフリカとの試合を逆転で勝利した日本代表の第2戦の対戦相手は、南米予選を1位で突破した強豪ウルグアイです。
今回は、BSフジの録画放送でテレビ観戦しました(テレビ放送についてはこちら参考:・サッカーU-20W杯韓国2017が開催〜日本代表のグループステージテレビ放送予定は!? | ローカルブロガーのメモ帳)。
「サッカーU-20W杯韓国2017グループD 日本代表対ウルグアイ代表」
キックオフ:2017年5月24日(水) 20:00キックオフ(日本時間)
試合会場:水原ワールドカップスタジアム
5大会10年ぶりの出場となった日本代表の初戦は、南アフリカに2—1の逆転勝利と幸先のよいスタートを切りました。
対する南米王者のウルグアイも初戦を勝っているので、お互いにこの試合で決勝トーナメント進出を決めたいところです。
試合観戦記
立ち上がりから、見るからにウルグアイは技術もしっかりしていて、フィジカルも強そうですが、日本も動きが良くて、序盤はしっかり対応できていて、パスもよくつながってます。
ただ、前半11分、自陣でDF富安の消極的なミスから大ピンチを迎え、そこはシュートミスに助けられましたが、こういうミスは致命的になりかねないですね。
そして、ここからウルグアイに流れが傾きます。動き出しやプレスが早くなって、なんだかギアが入った感じで、ウルグアイの早いプレス、強い球際に慌ててしまうのか、日本のパスミスが多くなってきました。
前半16分、小川がジャンプして着地時に足を痛めたようで、負傷交代で注目の15歳、久保が投入されました。
エーズの小川の負傷は心配ですが、久保がどこまで通用するかは楽しみです。
その後は早い展開ながら、お互いに大きなチャンスを作ることできずに時間が経過しますが、時折、日本の消極的なパスミスを突かれて速攻で攻め込まれるシーンがあるのが気になります。
すると前半38分、ウルグアイのロングパス一本で自陣深くに一気に入られ、フリーで中央に走りこんだ選手にパスを出されて、デイフェンスの対応が遅れているところをかわされてゴール!日本、先制点を奪われます。
それにしても本当に縦に一気に攻め込まれて、あっという間に取られてしまいましたね。こういうところがうまさ、強さなんでしょうね。
前半はこのまま0—1とウルグアイのリードで折り返します。
前半を終わってみると、日本は攻撃の形はほとんできなかったですね。
攻撃で期待の中盤の堂安や三好はほとんど名前が出てこなかったですし、久保はさすがに素早い寄せと球際の厳しさに苦労してました。
初戦に続いて逆転できるか、やっぱり試合巧者相手ですから、早い時間に追いつきたいですね。
後半は、立ち上がりから、やっぱりウルグアイの圧力に押され気味ですが、日本も気後れすることなく挑んでいて、なかなか頼もしいですね。
攻撃の要の堂安が、攻撃に絡む回数が増えてきましたね。
すると後半10分、高い位置で相手ボールを奪って市丸が放ったループシュートは、惜しくも相手GKが片手で弾いて、その浮き玉をヘディングで合わせた久保のシュートもクロスバーの上で、日本、惜しいチャンスを逃しました。けど、ゴールの匂いがしましたね。
面白いもので、ここから今度は流れが日本に来て、今度はウルグアイにミスが出始めます。
後半13分には、久保が相手をかわして切れ込み、左足で放った強烈なシュートはGKが弾き、そのこぼれ球を堂安がヘディングで合わせるも、これまた相手DFに防がれゴールならず。ちょっとコースが甘かったですね。惜しかった。
こういう日本に流れがあるうちに、なんとか得点が欲しいですよね。
ウルグアイは意識的に抑えているのか守備的になって、後半途中からは日本が押し気味で試合が進むのですが、守備を固めるウルグアイに対して、ボールを回してチャンスを伺うものの、なかなかシュートまで持ち込めません。
後半36分、ボランチの原に代わって坂井が入りました。
後半43分、三好に代わって高木が入りました。
その後も攻め続けた日本ですが、アディショナルタイムに入った後半46分、中盤からあっという間に縦に2人で持ち込まれて、あっというまに追加点を奪われてしまいます。
結局、これで試合終了。
日本代表、0—2と完敗です。
おわりに
ワンチャンスでシュートまでもっていき、それをものにするウルグアイと、ボールを保持していても、なかなかシュートを打てない(打たない)日本との差は、やはり大きいのかな。
終盤の追加点を奪われるまで、守り切られたといったところで、やっぱりウルグアイは試合巧者なんですよね。
惜しいようで、力の差は大きかったのかもしれません。ウルグアイの思惑にはまった完敗です。
けど、選手たちは南米王者相手に、臆することなく挑んだと思うので、きっと選手たちはとても大きな経験をしているのでしょうね。
攻め込みながら、得点することができなかった攻撃陣ですが、小川の負傷交代の後、スピードのある岩崎とテクニックのある久保のツートップになったわけですが、ターゲットという点でやっぱり小川がセンターにいてもらいたいですね。負傷の状態が気になります。
中盤の期待の三好は、最後までウルグアイの圧力に対応できなかったのか、どうもプレーの精度が低かったですね。
久保は、時折らしいプレーは見せてましたが、やっぱりウルグアイの厳しい球際には、ボールを失うシーンも多かったですね。ただ、こういう対戦相手を経験して、きっととてつもなく成長しているんでしょうね。
日本代表の3戦目は、中2日で5月27日(土) のイタリア戦です。
20:00(日本時間)キックオフで、テレビ放送は次のようになってます。
19:50~22:10 フジテレビTWO(LIVE)
19:55~22:00 BSフジ(LIVE)
イタリアも2試合を終えて1勝1敗なので、決勝トーナメント進出を懸けた大事な試合となります。なんとか勝ってもらいたいですね。
※参考:
・サッカー日本代表 – U-20ウルグアイvs.U-20日本 -テキスト速報 – スポーツナビ
・2017 FIFA U-20ワールドカップ – Wikipedia
・FIFA U-20 ワールドカップ韓国2017 | JFA|公益財団法人日本サッカー協会
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