「すごく」や「とても」 という意味で使われる「なまら」という方言を名称に持つ、北海道観光振興機構の観光情報誌「NAMARA(なまら)」。
先日、このブログでも取り上げましたが、この名称をめぐり、今月3日の道議会の食と観光対策特別委員会で、「なまらは主に若者が使い、不良のようで品がないと嫌う人もいる」と議論になったんですよね。
で、結局は観光情報誌「NAMARA」(なまら)の名称は、本年度も変えないということに決まったそうです。
北海道新聞2013年4月11日付朝刊に掲載されていました。
(引用は47NEWS「「なまら」でいいっしょ 道観光振興機構 誌名変えず」より)
やっぱり「なまら」でいいっしょ—。北海道観光振興機構は10日、年4回発行する観光情報誌「NAMARA」(なまら)の名称を本年度も変えずに発行することを決めた。 なまらは「すごく」「とても」を意味する北海道弁。今月3日の道議会食と観光対策特別委員会で道議から「不良のようで品がないと嫌う人もいる」と指摘され、短文投稿サイトのツイッターなどで議論が白熱していた。
ということで、小梅太郎もブログで取り上げ、twitterに流していたわけですが、議論に上がっている事自体に違和感を覚えている方も多かったようですね。私もですが。
最終的には、
「さまざまな受け止めはあるが、道民に広く使われている方言で、発行5年目を迎えて誌名としても定着した」との考えで一致した。
とのことです。
実を言うと、年4回発行で、年間約4万部が配布され、印刷代など道が一部を負担しているというこの観光情報誌「NAMARA(なまら)」を私はまだ読んだことがありません。
こうやって話題にしているのですから、まずは、内容を見てみないといけませんね。
【関連記事】先日この件について書いた記事はこちらです。
「「なまら」という方言は品がないの?」