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クリームの素晴らしき世界(Wheels of Fire)/クリーム〜ジャック・ブルースの訃報を聞いてこの名盤を再聴

クリームの素晴らしき世界(Wheels of Fire)

先日、元クリームのメンバーとして有名なベーシスト、ジャック・ブルースが、10月25日(2014年)に亡くなったという訃報が流れました。享年71歳でした。

ジャック・ブルースは1943年スコットランド生まれで、1966年に結成したご存知クリームでヴォーカル、ベースを担当し、そのソロを弾くような圧倒的なベースと迫力のヴォーカルで知られていますよね。

その後、ソロとして活動していますが、個人的にはクリームの頃しか聴いたことがなく、しかも、所有しているクリームのアナログ・レコードは、残念ながら「クリームの素晴らしき世界」だけなんです。

クリームの素晴らしき世界(Wheels of Fire)

1968年発表の3枚目のアルバムですね。
名盤と知られているこの2枚組を買ったのは、確か中学校の頃だったと思うのですが、「ERIC CRAPTON オリジナル名盤」という国内盤での再発シリーズで、2枚組が2,500円だったので、頑張って買った記憶があります。

当時はエリック・クラプトンを一生懸命聴いていた時期で、アルバムの中でも、正直、クラプトンのソロがふんだんに聴くことのできる曲に注目してました。「ホワイト・ルーム」や「クロスロード」、「スプーンフル」といったところですね。
2枚組のアルバムは、1枚はスタジオ盤で、1枚はフィルモアでのライブです。


※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。
で、実際、アルバムを聴いてみると、まずは、1960年代にこの内容のアルバムが完成しているというのが驚きですね。

1曲目から、あの名曲「ホワイトルーム」ですからね。
最後のギターソロに入る前の間が、なんともゾクゾクするんですよね。

アルバムには「トップ・オブ・ザ・ワールド」や「悪い星の下に」、「クロスロード」、「スプーンフル」といったブルースの名曲をアレンジしたものも収録されているのですが、改めて聴いてみると、時代を反映してか、サイケデリックの香りが結構しますよね。

中でも、ジャック・ブルースのグイグイ引っ張っていくベースと、迫力あるボーカルは、かなりそのサウンドに効いてます。
1966年から68年のたった2年程の活動ですが、きっと当時のそのインパクトは計り知れないものだったのでしょうね。

今回、ジャック・ブルースへの哀悼の意をこめて、久しぶりにこの「クリームの素晴らしき世界」を聴いたのですが、やっぱり名盤ですね。
カッコいいです。

偉大なベーシスト、ジャック・ブルース氏のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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※Amazonアソシエイトプログラム等で紹介してますが、記事中のものと同内容でない場合もあるのでご了承願います。
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2016.4.19)


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