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クリーム「クリームの素晴らしき世界」/デレク&ドミノス「いとしのレイラ」〜高価だった2枚組のアナログレコード

クリーム&レイラ

アナログレコードの2枚組って高価なんですよね。
子供の頃に、4,000円以上はちょっと厳しかったです。

それなのに、有名なライブアルバムとか、重要なベストアルバムとかに、結構2枚組のものがあるんですよね。

中学、高校の時にはエリック・クラプトン(Eric Clapton)を一生懸命聴いていたのですが、クラプトンで有名な2枚組と言えば、こちらですね。

「クリームの素晴らしき世界(Wheels of Fire)」/クリーム(Cream)
「いとしのレイラ(Layla and Other Assorted Love Songs)」/デレク&ドミノス(Derek and the Dominos)

クリーム&レイラ

どこからか借りて、録音したカセットテープでは確か持っていたのですが、この2枚はどうしてもレコードが欲しかったんですよね。やっぱり、名盤ですものね。

そこで目にしたのが、やっぱり再発シリーズだったのですが、「ERIC CRAPTON オリジナル名盤」というシリーズです。

2枚組が2,500円(1枚ものは1,500円)で、これは買いでした。
(同時に、ジミ・ヘンドリックス名盤シリーズも出たのですが、それについてはまた別途)

本当はこのシリーズで、他のアルバムも欲しかったのですが、子供の小遣いではさすがにこの2枚で精一杯でしたね。

それぞれのアルバムはあまりにも有名なので、内容について私が今更どうこういう事はないのですが、「クリームの素晴らしき世界」は1枚はスタジオ盤で、1枚はフィルモアでのライブで、1968年発表のアルバムです。

「ホワイト・ルーム」「クロスロード」「スプーンフル」といった曲で、クラプトンのソロをたっぷり聴くことができますね。

「いとしのレイラ」の方は、エリック・クラプトンがデレク&ドミノス名義で、1970年に発表した2枚組のアルバムで、デュアン・オールマンがゲストとして参加しているのでも知られてます。

名曲「いとしのレイラ」はもちろん、「アイ・ルックト・アウェイ」「ベル・ボトム・ブルース」「恋は悲しきもの」といった印象的な曲が多数収録されていて、やはり今聴いてもいいですよね。

 

それに、当時は(今もですが)新しいアルバムを入手して、そのジャケットを手にしながらじっくりレコードを聴けるのは、何ともうれしいものでした。

ちなみにレイラのスライド・ギターのデュアン・オールマンは、この時初めて知って、私にとってはスライド・ギターと南部ロックへの足がかりになったことも思い出します。

※Amazonアソシエイトプログラムでも紹介してますが、記事中のものと同じ内容ではない場合もあるのでご了承願います。
◆iTunes Storeでチェックする。
Wheels of Fire (Remastered) – クリーム

Layla and Other Assorted Love Songs – Derek & The Dominos

※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです