この頃はクラプトンも現在進行形で聴いていたので、新譜で購入しました。
「ビハインド・ザ・サン」
(Behind the Sun)
1985年発表です。「マネー・アンド・シガレッツ」(1983年)の次のアルバムですが、このアルバムから、サウンドが大きく変わりましたね。
ギターの音も歪んでハードになって、音作りもポップで重厚な一般受けしそうなサウンドになっています。
従来からのクラプトンファンにはちょっと…、というのが正直なところでしょうか。
プロデュースにフィル・コリンズの名前がありますし、シンセも大幅に取り入れられています。
※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。ただ、やはりクラプトンです。
「フォーエヴァー・マン」とかヒットしましたよね。テレビでよく観ましたし、なんだかメディアでの取り上げられ方がそれまでと違う感じがしました。持ち上げ方が凄かったような記憶があります。
このアルバムあたりから、クラプトンがよりメジャーに、ギターの神様としてだけではなく、より音楽界一般に広く知れ渡り始めたのでないでしょうか。
そういう意味では転機になったアルバムかもしれませんね。
ただ、「セイム・オールド・ブルース」等のギターを聴けば、クラプトン健在といった感じで弾きまくっていて、嬉しくなってきます。
個人的には元気なクラプトンを聴く事が出来て、よかった、という感じでしょうか。
それにしても、実は久しぶりにこのアルバムを聴いたのですが、レコード盤がピカピカでした(笑)。
(聴いてないんです…)
◆iTunes StoreでBehind the Sun – エリック・クラプトンをチェックする。
※Amazonアソシエイトプログラム等で紹介してますが、記事中のものと同内容でない場合もあるのでご了承願います。
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2015.7.5)