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461 オーシャン・ブールヴァード/エリック・クラプトン〜「アイ・ショット・ザ・シェリフ」収録のクラプトン復活の名盤

461 オーシャン・ブールヴァードエリック・クラプトンを聴きだした当時は、確かアルバムは「スローハンド」や「バックレス」が出た頃でした。

ブルースを聴くにも、その他のレコードを探すのも、何かとクラプトンを情報元にしていたんですが、上記の2枚は、友人から借りたり等で聴いていたので、買うのはやっぱりまだ通しで聴いたことがないアルバムということで、中古レコード店で見つけて買ったのがこちら。

461 オーシャン・ブールヴァード」(461 Ocean Boulevard)

言わずと知れたクラプトンの名盤です。
1974年発表で、「いとしのレイラ」(1970年)以来、久しぶりのスタジオ録音で、色々あったクラプトンの復活となったアルバムですね。

アルバムタイトルは、レコーディングしたマイアミのスタジオの住所に由来しているそうです(参考:461 オーシャン・ブールヴァード – Wikipedia)。

有名なので、細かいことは必要ないでしょうが、非常にリラックスしていて、ギターも弾きまくるのではなくて、つぼを押さえた渋い感じです。

1曲目の「マザーレス・チルドレン」は、スライドといいヴォーカルといい、スカッとしてとても好きな曲です。

しかし、何と言っても有名なのは、ボブ・マーリーの「アイ・ショット・ザ・シェリフ」のカバーですね。
私はこの曲で、ボブ・マーリーを初めて知ったのですが、クラプトンにとっても代表曲と言っていいくらいの名曲、名演奏ですよね。

その他にも、ロバート・ジョンソンの「ステディ・ローリン・マン」、エルモア・ジェイムスの「アイ・キャント・ホールド・アウト」等のカバーが、どっぷりブルースというよりは、乾いたいい感じで演奏されています。

当然、これらのカバー曲を聴いて、原曲を探すことになり、当時はこうやってクラプトンのおかげで、音楽の世界が広がっていったんですよね。

※Amazonアソシエイトプログラム等で紹介してますが、記事中のものと同内容でない場合もあるのでご了承願います。
◆iTunes Storeで461 Ocean Blvd. (Deluxe Edition) – エリック・クラプトンをチェックする。

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※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2015.3.6)