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Wild-Eyed Southern Boys/38スペシャル〜サザン・ロック・バンドながらハードでメロディアスな音作り

Wild-Eyed Southern Boys/38スペシャルフロリダ州、ジャクソンヴィルでドニー・ヴァン・ザント(ヴォーカル)とドン・バーンズ(ギター&ヴォーカル)を中心に結成されたバンド、38スペシャル
手にしたアルバムは、こちら。

Wild-Eyed Southern Boys

1981年発売の4枚目ですかね。中古の輸入盤を手にしました。

もちろん、ドニー・ヴァン・ザントは、レーナード・スキナードの悲劇の死を遂げた、ロニー・ヴァン・ザントの弟ですね。

結成は1975年ですが、38スペシャルのアルバム・デビューは、その飛行機墜落事故と同年の1977年なんですよね。

個人的には、元々はアルバム「Tour De Force」(1984年)を友人から借りて、カセットテープで聴いていたのが最初でした。


※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。
括りでは、サザン・ロック・バンドということになっているようですが、サウンド的には、恐らく当時好まれていた、ハードだけどメロディアスといった感じの、かなりポップで、キャッチーな音作りですね。

例えば、よく引き合いに出されるのが、ジャーニーやフォリナー、TOTOといった人気バンドですかね。
38スペシャルも、80年代前半でかなりヒット曲を出して、売れていたのではないでしょうか。

ただ、私が所有しているのは、このアルバム1枚のみで、それ以外の盤には手が伸びなかったのが正直な所です。
バンドの方向性がコマーシャル的云々、というのは個人的には全然問題ないのですが、そうではなくて、ちょっとサウンドがハード過ぎて…

アルバムに針を落とすと、まずは1曲目の「Hold On Loosely」が、まさしくこのバンドのスタンスを現すような、ポップ感も兼ね備えたハードでキャッチーな曲ですね。

もしサザン・ロックをイメージするならば、B面2曲目の「Honky Tonk Dancer」が、女性コーラスも絡み。かなり乾いた感じで土の香りする、南部っぽい音と言えそうで、かなりカッコいいです。

なんだかんだ言っても、アルバム通して聴くと、やはりそこは南部のバンド。
ツインドラムに疾走感溢れるギターとくれば、迫力あって、時には土臭さも感じられてカッコいいですよ。

◆iTunes Storeで38 Specialをチェックする。

※Amazonアソシエイトプログラム等で紹介してますが、記事中のものと同内容でない場合もあるのでご了承願います。
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2016.1.20)


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