ザ・バンドを初めて目にした(耳にした)のは、リバイバルで観た映画「ラストワルツ」だったのですが(それについての記事はこちら:初めて見た時に衝撃を受けた映画「ラストワルツ」/ザ・バンド)、それ以来、ザ・バンドは聴き続けました。
購入の時期の記憶は曖昧なんですが、これまで書いてきたように、ザ・バンドのアルバムは、まず「ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク」を手にし、その後は、先に後期のアルバム「アイランド」と「南十字星」の2枚を買ったんですよね。
で、やっとこのアルバムを手にしました。輸入盤です。
ザ・バンドの「ザ・バンド」
1969年発表の2枚目のアルバムにして、そのタイトルもそのまま“ザ・バンド”ですね。
ザ・バンドの最高傑作ともいわれる名盤ですが、随分リリースは古いんですよね。
もうロックの古典ですかね。
※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。ジャケットのメンバーの顔があまりに渋くて、とても20代の表情には見えないですよね(ガース・ハドソンは30越えてますか)。貫禄あり過ぎです(笑)
さらにその収録曲自体もかなり渋くて、聴きごたえのある名曲揃いです。
渋くて、泥臭くて、といっても、アレンジはとにかく緻密さを感じます。
代表曲を何曲かあげようと思ったものの、全曲あげないといけないくらいですが、改めて聴くと、個人的にはA面最後の「ウィスパリング・パインズ」やB面の「ロッキン・チェアー」がグッときました。
アメリカ的原風景が見えてくるような気がして(それってどんなのか自分でもさっぱり分かりませんが…汗)、聴いていると感傷的にさえなります。メンバーはリヴォン・ヘルム以外カナダ人なのに…
というか、だからこそかもしれませんね、アメリカを強く感じさせるのは。
やっぱり、このアルバムはまずは聴くべき名盤でした。
いや~、いいですね。やっぱり、いいです、ザ・バンド。
◆iTunes StoreでThe Band (Expanded Edition) – ザ・バンドをチェックする。
※Amazonアソシエイトプログラム等で紹介してますが、記事中のものと同内容でない場合もあるのでご了承願います。
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2015.5.10)