マディ・ウォーターズを初めて聴いた(観た)のはザ・バンドのラストワルツでです。
気にはなっていたんですよね、その顔…
ではなく、そのブルース。
ラストワルツの中でも圧倒的な迫力でしたから。
恐らく(確かではないのですが…)、私にとっての初マディとなったアルバムが、こちらです。
「Muddy “Mississippi” Waters Live」
何故このアルバムかといわれても、いつものごとく昔は選ぶ余地はなく、このアルバムが売っていたから、なんですが…
このアルバムは、1979年の発表で、ジョニー・ウィンターが参加しているライブ・アルバムです(さすがにジョニー・ウィンターは速弾きしていません)。
※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。この頃は、ジョニー・ウィンターがマディのアルバムをプロデュースしているんですね。
シカゴ・ブルースのボス!?、大御所!?、まさにその貫禄ですよね、圧倒的なそのヴォーカルは。
そして、スライド・ギターがさらに圧巻です。ライブならではの無茶苦茶感(?)もありますが、こんな凄いスライド、聴いたことがありませんでした。
この人の事を解説しようと思っても、色々ありすぎて、浅はかな知識をひけらかしても恥ずかしいだけなので、そこら辺は専門家に任せる事にして、まずは「Mannish Boy」から始まるこのアルバムを聴いて、どっぷりとシカゴ・ブルースに浸るのが良いかと。
ちなみに、この人のバンドには、必ず素晴らしいハーピストが付いてるんですよね。
このアルバムではジェイムズ・コットンが参加しています。
それにしても、このアルバムは後期のものですから、マディ・ウォーターズの名盤といわれるものは、他にあるんですよね。
となると、当時はやっぱり初期のマディの代表作を聴きたくなったものでした。
マディ・ウォーターズは1983年に亡くなっていまが、1980年に唯一の来日公演をしているそうですね。
ライブを観てみたかったなぁ~。
◆iTunes StoreでMuddy Waters – Muddy Watersをチェックする。
※Amazonアソシエイトプログラム等で紹介してますが、記事中のものと同内容でない場合もあるのでご了承願います。
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2015.5.11)