スキージャンプ界のもう一人のレジェンド、43歳の岡部孝信選手が今季限りで現役を引退するようです

先のソチ五輪では、41歳のレジェンド、ジャンプの葛西紀明選手の活躍に湧きましたが、スキージャンプ界のもう一人のレジェンド、1998年長野五輪のスキージャンプ団体金メダリスト岡部孝信選手(43歳)が今季限りで現役を引退するようです。

次のようなニュースがありました。

98年長野五輪のスキージャンプ団体金メダリストで、10年バンクーバー五輪の日本選手団主将を務めた岡部孝信(43=雪印メグミルク)が今季限りで現役を引退することが10日、明らかになった。今週中に発表される。
もう一人のレジェンド 43歳・岡部引退へ…長野五輪団体金 ― スポニチ Sponichi Annex ジャンプ


1994年のリレハンメル五輪の団体戦で銀メダル、1995年の世界選手権ではノーマルヒルで金メダル、そしてあの1998年長野五輪のスキージャンプ団体で感動の金メダルを獲得、さらにW杯でも5回優勝という、すごい成績を残してるんですよね。

ただ、岡部選手は身長165cmと、本当に小柄なんですよね。
そのため、色々と条件的にも不利な面が多かったようですが、それを克服した上での数々の偉業は本当に素晴らしいです。

2009年3月10日のW杯では、38歳4ヶ月と15日という当時の史上最年長優勝を記録して、それを塗り替えたのが、今年の2014年1月11日に41歳7ヶ月5日で優勝した、葛西選手なんですよね。
何とも2人ともレジェンドですね。

ちなみに、2人とも北海道下川町出身なんですよね。

今後は、現在所属の雪印メグミルクスキー部のコーチに就任予定だそうです。

(参考:岡部孝信 – Wikipedia

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ジャンプ岡部孝信が引退、コーチに就任 – スポーツニュース : nikkansports.com

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