【2018平昌冬季オリンピック】スキージャンプ男子ノーマルヒル個人予選〜日本勢は全員無事予選を突破

2018平昌冬季オリンピック

いよいよ2018平昌冬季オリンピックですが、2月9日(金)の開会式に先立って、8日(木)にスキージャンプ男子ノーマルヒル個人予選が行われました。

テレビで見ていたのですが、日本勢は全員無事予選を突破しましたね。

ジャンプ男子ノーマルヒル個人予選結果

予選に出場した日本代表メンバーは、葛西紀明、伊東大貴、小林潤志郎、そして小林陵侑の4人です(竹内択がメンバーから外れています)。

予選のジャンプは試技1回きりの一発勝負で、出場57人中上位50人が予選通過となるので、大失敗をしなければ予選通過はまず間違いなかったのですが、10日(土)の決勝に向けて調子を上げていくためにも、大事なジャンプですよね。

では、日本選手のジャンプ内容を、出場順に書き留めておこうと思います(HS109m、K点98m)。

日本勢最初の登場となったは25番スタートの伊東大貴選手で、結果は93.5m、106.0点で31位でした。
伊東選手は、今シーズン始まってすぐに怪我をしてしまい、なんとかオリンピックには間に合ったものの、まだ以前のような大きなジャンプは見られませんが、まずまずのジャンプでした。

続いて35番スタートが、日本勢最年少21歳の小林陵侑選手で、結果は98m、115.3点で21位でした。
小林陵侑選手はまだ若く、初めてのオリンピックながら、良いジャンプを見せてくれました。丸みをおびた姿勢が特徴なんですね。

そして、37番スタートが史上最多8度目の冬季五輪出場となった葛西紀明選手で、結果は98m、117.7点で20位でした。
今シーズンの葛西選手は、なかなか調子が上がってこないようでしたが、ここにきてまずまずの距離にまとめてくるあたりは、さすがベテランといった感じですね、

日本勢最後の50番スタートが、今シーズン初優勝もして現在は日本のエースでもある小林潤志郎選手で、結果も101m、118.4点で18位と日本人トップでした。
飛距離を100m超えてくるあたりはさすがですが、ちょっと着地が乱れました。ただ、調子は悪くないようなので、本番ではビッグシャンプを見せてもらいたいですね。

ということで、まずは全員予選突破しましたが、日本人トップの小林潤志郎選手で18位です。この日の予選トップは、ドイツのアンドレアス・ウェリンガーで、飛距離が103.0mで得点は133.5点でした。

100mを超えの選手がたくさんいて、着地のテレマークも上位選手たちはもちろんきっちりいれてきているので、それに比べると日本選手たちの結果は物足りないかな。

実際のところ、トップ選手たちのとの差はまだだいぶあるようで、上位進出は厳しい状況のようですが、表彰台目指して、決勝ではベストのジャンプを見せてもらいたいですね。

※参考:競技結果 – スキージャンプ 男子ノーマルヒル個人 – 平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック特集 – スポーツナビ

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