【実況】ノルディックスキー世界選手権 ジャンプ混合団体〜銅メダル獲得!

スウェーデンのファルンで開催中のノルディックスキー世界選手権の第5日、注目の競技はジャンプ混合団体です。

世界選手権において、ジャンプの混合団体は昨年から始まった、男女各2名による新しい競技で、日本は前回優勝してるんですよね。

今回、日本チームは、高梨がトップバッターで、葛西、伊藤、竹内というオーダーで臨みました。

ジャンプ混合団体1回目

個人で4位とちょっと不完全燃焼の高梨選手の1回目は、96.5mの大きなジャンプで、2位につけました。

続く葛西は、個人ノーマルヒルでまさかの1回目35位で、2回目に進めないという結果でしたが、この混合団体では、1回目は90mと、まずまずの飛距離で、この時点で日本は3位となります。

第3グループの女子は、個人で銀メダルをとった伊藤選手ですが、ちょっと失敗ジャンプの88.5mでしたが、なんとか3位につけてました。

第4グループの竹内選手は安定した95mのジャンプでしたが、上位国が距離を伸ばしているので、順位は3位のままながら、点数が離される状況で、ちょっと厳しいですね。

1回目を見る限り、日本チームは各メンバーが安定したジャンプをしているものの、ビッグジャンプは見ることができず、さらに上位を目指すには、大きなジャンプが欲しいですね。

ちなみに混合団体は、参加全11チーム中、上位8チームが2回目に進めます。

ジャンプ混合団体2回目

2回目1番手の高梨は、93mといいジャンプで、個人種目は残念だったものの、団体ではいいジャンプを2本揃えましたが、1位、2位とは元々差があって、まだ3位ですね。

そろそろビッグジャンプが欲しい、レジェンド葛西ですが、直前で選手が転倒して、ちょっと間隔が開いてしまい、しばし待たされ、その影響があったかどうかは分かりませんが、88.5mと距離を伸ばせず、日本は順位を上げられず3位のままです。

正直、この段階で、日本は銅メダルキープが現実的な目標になり、ちなみに、優勝はドイツとノルウェーの一騎打ちでした。

第3グループの伊藤は90.5mと、こちらも安定はしているものの、抜きん出たジャンプを見せることはできませんでした。

最後の竹内選手は、ここでも安定したジャンプで93.5mを記録しましたが、この段階で3位確定となりました。

結局、ノルウェー、そしてドイツはさらに距離を伸ばすジャンプを見せて、ドイツ金、ノルウェー銀となり、日本は銅メダルとなりました。

競技終了

まずは、日本チーム、銅メダルおめでとうございます!

見た感じ、日本チームはちょっと波に乗れてない状況のようですね。
男子はまだラージヒルと団体が残っているので、チームとして立て直して、頑張ってもらいたいですね。

先に行われた複合団体は、前半飛躍で2位につけるも、後半距離で順位を下げて、残念ながら、6位という結果でした。