今回は“ブリティッシュ・ブルースの父”とも称される、ジョン・メイオールです。
手にしたアルバムは、こちら。
「Archives to Eighties」(featuring Eric Clapton & Mick Taylor)
1988年発表。輸入盤を手にしました。
アルバムを見ると、クラプトン、ミック・テイラーの名前があったので、すぐに手が出ましたね。
アルバムの内容については、詳しくは分からないのですが、1971年発表のアルバム「バック・トゥ・ザ・ルーツ」のマスターをリミックスしたもののようなんですが…
とりあえず、1971年のこのアルバム作成時の音源が元ということは間違いないですね(録音は1970年のようです)。
その「バック・トゥ・ザ・ルーツ」は、クラプトン、ミック・テイラーら、ブルースブレイカーズゆかりのミュージシャンが参加したOB会的アルバムだそうですが、肝心のそちらのアルバムを聴いたことがないんですよね~。残念。
ちなみに、ジョン・メイオールがブルースブレイカーズを結成したのは、1962年で、1965年にヤードバーズを脱退したエリック・クラプトンが加入してます。
その頃のアルバムには、有名な「ジョン・メイオール&ザ・ブルースブレイカーズ・ウィズ・エリック・クラプトン」がありますね。
ミック・テイラーはその後のピーター・グリーンの後に参加してます。
※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。アルバムの方ですが、1970-1971年というと、クラプトンは「レイラ」の頃ですよね。
ギターも弾きまくる感じではなく、リラックスめの心地よいブルース・ギターを中心に聴かせてくれてます。
ミック・テイラーは、1971年というと、ストーンズにいますね。
このアルバムでの演奏は2曲だけですが、カッコいいスライドに加えて、ギターソロをたっぷりと聴くことができ、ちょっと嬉しいですね。
他の参加メンバーには、つい先日、ブログに載せたばかりの、キャンド・ヒートのメンバーのハーヴェイ・マンデル(ギター)が2曲に、ラリー・テイラー(ベース)が全編に渡って参加しています。
全体的に、食いつくような凄さや魅力みたいなものは特に無く、手を加えているとかもあるかもしれませんが、単純にクラプトンやミック・テイラーのギターを楽しみつつ、ジョン・メイオールのブルースに耳を傾けるのがいいですね。
ジョン・メイオールのアルバムは、このブログでは先ほどの「~ウィズ・エリック・クラプトン」が先に登場してますが、アナログレコードとはあまり縁がなかったようで、結局、手にしたのは、残念ながらこれらの2枚だけです。
◆iTunes StoreでArchives to Eighties – ジョン・メイオールをチェックする。
※Amazonアソシエイトプログラム等で紹介してますが、記事中のものと同内容でない場合もあるのでご了承願います。
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2016.1.26)