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The Best of The Electric Flag/エレクトリック・フラッグ〜初期のオリジナル・アルバム2枚から選曲のベスト盤

The Best of The Electric Flag/エレクトリック・フラッグ個人的には、バターフィールド・ブルース・バンドでそのギターを聴いてから、すっかり気に入ってしまった、マイク・ブルームフィールド

ということで、このアルバムを手にしたのは、マイク・ブルームフィールドが参加していたバンドということが、そもそもですね。
エレクトリック・フラッグで、アルバムはこちら。

The Best of The Electric Flag

1984年リリースのベスト盤のようで、中古の輸入盤を入手したのですが、このアルバムの素性は全く分かりません。

エレクトリック・フラッグについては、1967年にバターフィールド・ブルース・バンドを脱退したマイク・ブルームフィールドが、バリー・ゴールドバーグ、ニック・グレイヴナイツ、バディ・マイルスらとともに結成したバンドですね。

ただ、マイク・ブルームフィールドは、1stの「A Long Time Comin’ 」(1968年)の後に脱退しています。
その後に、バディ・マイルスを中心に、アルバム「The Electric Flag: An American Music Band 」(1968年)をリリースしていて、今回のベスト・アルバムは、その2枚からの選曲です。

といっても、基本的にオリジナル・アルバムはこの2枚と、後に再結成して1974年に残したアルバム「The Band Kept Playing」だけのようですね。

収録曲は、1stからは「Groovin’ Is Easy」や「Killing Floor」など5曲、2ndからは「Sunny」など3曲が収録されてます。

実は、このブログで先に登場した、マイク・ブルームフィールドのベスト・アルバム「Bloomfield – A Retrospective」に、1stの「A Long Time Comin’ 」から6曲が収録されていたので、一応、エレクトリック・フラッグのサウンドは聴いていました(このアルバムと3曲が重なってます)。

自ら、アメリカン・ミュージック・バンドと称してたんですよね。
R&Bの香りも漂う、ソウルフルな、なるほど、幅広い音楽性を感じさせるサウンドです。
更に、ホーンが効いたサウンドは、時代から見ても、ブラス・ロックの先駆けとも言えそうです。

残念ながら、オリジナルの2枚のアルバムは所有してません。
そういえば、1971年にもベスト盤が出されているようなのですが、今回のベスト盤はそれとも違うようですね。

ところで、マイク・ブルームフィールドのギターはというと、参加していない曲もありますし、バンドとしてのギタープレイに徹している所もあり、それはそれでハマっているのですが、やっぱり「Killing Floor」のギターがカッコいい~

◆iTunes StoreでThe Electric Flagをチェックする。

※いつものようにAmazon.co.jpのアソシエイトプログラムでCDを紹介しようと思ったのですが、見つけられませんでした。
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2016.1.28)


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