インドネシアで開催されているアジア大会2018。準々決勝の対戦相手はU-21サウジアラビア代表です。
「アジア大会2018 準々決勝 U-21日本代表対U-21サウジアラビア代表」
キックオフ:2018年8月27日(月)18:00
試合会場:パカンサリ スタジアム
今大会は、基本U-23対象の大会です。日本代表は2年後の東京オリンピックを見据えて、21歳以下のU-21日本代表で臨んでますが、対するサウジアラビアもU-21ですね。
決勝トーナメント1回戦のU-23マレーシア戦で、終盤のPKによる得点で苦しみながらも勝ち上がってきたU-21日本代表ですが、この試合も厳しい戦いが予想されます。
出場メンバー
GK 1 小島亨介(早稲田大)
DF 19 大南拓磨(磐田)/20 立田悠悟(清水)/4 板倉滉(仙台)
MF 2 長沼洋一(岐阜)/14 松本泰志(広島)/16 渡辺皓太(東京V)/5 杉岡大暉(湘南)
MF 9 旗手怜央(順大)/13 岩崎悠人(京都)
FW 18 前田大然(松本)
システムは従来通り3-4-2-1です。
※追記:選手交代
長沼洋→11 遠藤渓太(横浜FM)(後半12分)/旗手怜央→10 三好康児(札幌)(後半15分)/前田大然→15 上田綺世(法政大)(後半38分)
試合観戦記
立ち上がりはサウジアラビアのパワーとスピードにやや押され気味ですが、次第に日本がボールを保持する時間が長くなってきます。日本は岩崎の動きがいいですね。
日本がボールを回しながら攻撃の機会を伺うのに対し、サウジアラビアはボールを奪って速攻という、ポゼッションの日本対カウンターのサウジアラビアという構図ですね。
前半31分、左サイドの杉岡からのパスをペナルティエリアのやや外中央で前田が競って後ろに落とし、岩崎がこれをダイレクトに落ち着いて右足で合わせると、ボールはGKの上を越えてゴール!!日本が先制です。
しかし、前半39分、サウジアラビアがFKからの流れで、左サイドからのグラウンダーのクロスをダイレクトでシュートを放つと、GKが一旦弾いたもののボールは日本選手に当たってゴールに…。う〜ん、記録はオウンゴールですが、これはしょうがないですね。
前半40分、杉岡のクロスのこぼれ球が、ゴール前でフリーの旗手の前にくるものの、シュートはふかしてゴールの上。う〜ん、これは決めないと。せめて枠に蹴ってもらいたいですね。
前半はこのまま1—1で折り返します。
後半に入ると、主導権はサウジアラビアが握ります。ポゼッションもサウジアラビアが高く、ロングボールやスピードある速攻を交えて、たびたび日本ゴールに迫ります。
日本も後半18分、遠藤のクロスの前田が頭で合わせるも、これはGKのファインセーブに阻まれますが、後半12分に遠藤、後半15分に三好が入って、右サイドが活性化してきましたね。遠藤の動きがいいです。
その後は、お互いにチャンスも作る一進一退の緊張感のある展開が続きます。
後半28分、遠藤のからの大きな展開からボールが前田に渡ると、前田はドリブルでペナルティエリア左深くに進入してマイナスに折り返し、岩崎がこれを右足でダイレクトで合わせてゴール!!岩崎の今日2点目で、日本が勝ち越します。
この後、サウジアラビアに押し込まれる展開が続きますが、なんとか日本が集中した守備で防ぎます。
アディショナルタイムの3分もしのぎきって試合終了。
2—1で日本が勝利して、準決勝進出です。
おわりに
いや〜、これでベスト4です。
苦しみながらも勝ちきっているあたり、試合ごとに頼もしくなってきてますね。
相変わらずシュートミスが多いものの、その中で岩崎が2得点と好調なのは好材料で、次戦以降も頼りになりそうです。
その次の試合ですが、なんと中1日という過密日程で、U-23UAE代表との試合です。
コンディションを整えて、また粘り強い試合を見せてもらいたいですね。
※関連ニュース
サッカー日本代表 – U-21サウジアラビアvs.U-21日本 -テキスト速報 – スポーツナビ
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