U-20ワールドカップポーランド2019 U-20日本代表グループステージ3試合のテレビ観戦記

U-20ワールドカップポーランド2019が、2019年5月23日(木)〜2019年6月15日(土)の日程で始まってます。

若き日本代表は、南米王者のエクアドル、アンダー世代も難敵メキシコ、そして、言わずと知れた強豪イタリアと、結構厳しいグループBに入ってます。

とはいえ、この世代は試合ごとに、またはゲームの中でも目覚しい成長を見せたりするので、臆することなく臨んでもらいたいですね。

グループステージは、各グループの上位2チームと3位6チーム中の上位4チームがノックアウトステージへ進出します。

【FIFA U-20ワールドカップ ポーランド2019プレビュー】グループステージでは難敵3チームと対戦|JFA|公益財団法人日本サッカー協会

U-20W杯グループステージ初戦 エクアドル代表戦

グループステージ1試合目
日本代表対エクアドル代表
2019年5月24日(金) 3:30キックオフ(日本時間)
試合会場:ブィドゴシュチュ スタジアム

前半はエクアドルのリズムにちょっとついていけてない日本代表は、ボールを保持されて、押し込まれる時間帯が多くなります。日本はプレスの慌てるのかミスも多く、攻めの形が全く作れませんね。

前半45分、エクアドルのFKをGK若原智哉がパンチングでクリアするも、これが田川亨介の顔に当たってそのままゴール。う〜ん、オウンゴールという記録になるわけですが、アンラッキーとはいえども、ここまで耐えてきただけに、FKを与えてしまったのが残念ですね。

後半5分、エクアドルのCKからのシュートが郷家の手に当たってPKを与えてしまうも、このPKをGK若原が防ぎます。これは大きなプレーでした。

日本も少しずつ攻撃のチャンスを作りだすと、後半23分、ゴール前の混戦でGKが交錯して倒れたところで、こぼれ球に反応した山田康太が無人のゴールに蹴り込んで同点に追いつきます。

その後はお互いに攻め込む時間帯もあったものの決め手に欠いて、試合はこのまま1-1で終了

この試合に関しては、初戦ですし、引き分けに持ち込んだのを良しとしないといけませんね。GK若原のPKストップが本当に大きかった。

※参考
サッカー代表 – U-20日本vs.U-20エクアドル -テキスト速報 – スポーツナビ

U-20W杯グループステージ第2戦 メキシコ代表戦

グループステージ2試合目
日本代表対メキシコ代表
2019年5月26日(日) 22:30キックオフ(日本時間)
試合会場:グディニャ スタジアム

前半21分、藤本寛也の浮き球パスに反応した宮代大聖の左足のダイレクトシュートが見事に決まって日本が先制。

後半も落ち着いた立ち上がりで、チャンスとみるとサイドをうまく使い攻め立て、後半7分に右からのCKを田川亨介が頭でうまく合わせて2-0とリードを広げます。

後半32分には、サイドからのパスを受けた田川が出したパスを走り込んだ宮代がキープしてゴールエリア右から放ったシュートが豪快に決まって3-0とします。

試合はこのまま終了し、終わってみれば、難敵メキシコの攻撃を落ち着いた、そして、粘り強い守備で封じ込め、チャンスを鮮やかにモノにしたU-20日本代表が3-0の快勝と、なんとも頼もしい試合でしたね。

初戦から完全に立て直してきましたね。もちろん、3得点をあげた攻撃もよかったですが、集中した守備が素晴らしかったですね。

この段階で、日本は1勝1分の勝点4で、グループBの2位につけています。

※参考
サッカー代表 – U-20メキシコvs.U-20日本 -テキスト速報 – スポーツナビ
「完膚なきまでに叩きのめした!」メキシコ圧倒のU-20日本代表を海外メディアが激賞! | サッカーダイジェストWeb
U-20イタリア代表が「ウノゼロ勝利」でGS2連勝…最終節で日本代表と対戦 | サッカーキング

U-20W杯グループステージ第3戦 イタリア代表戦

グループステージ3試合目
日本代表対イタリア代表
2019年5月30日(木) 1:00キックオフ(日本時間)
試合会場:ブィドゴシュチュ スタジアム

前半は立ち上がりから日本が押す展開。
前半9分、ロングボールに抜け出した田川亨介がエリア内で倒されてPK獲得。しかし、伊藤洋輝のシュートはイタリアのGKに防がれ先制ならず。

前半19分にも田川が抜け出してGKと1対1のチャンスもこれもGKに防がれ得点ならず。田川はこのプレーで負傷交代してしまいましたね。

前半は日本が動きも良くてチャンスを多く作る展開でしたが、決めきれず、イタリアが守りきった感じです。
守備はバックパスでヒヤリとするシーンがありましたが、それ以外は落ち着いて対応できていたのではないでしょうかね。

後半は、日本もイタリアの早いチェックに正確性も欠いてパスがつながらず、攻め手がない展開。イタリアは引き分けでOKの展開ですね。

結局、試合はスコアレスドロー。
守備は集中していて、イタリアに効果的な攻撃はさせなかったものの、日本も押し気味の時間帯に攻めきれませんでした。

※参考
U20日本、無敗で決勝Tへ!…イタリアとスコアレスもグループ2位通過が決定 | サッカーキング
サッカー代表 – U-20イタリアvs.U-20日本 – 試合経過 – スポーツナビ

おわりに

グループステージ最終戦はイタリアと引き分けたものの、これで1勝2分のグループB2位での決勝トーナメント進出となりました。

初戦のエクアドル戦は緊張からなのかちょっと不安を残す内容でしたが、2戦目のメキシコ戦では見違えるような抜群の出来でした。

最終戦のイタリア戦では落ち着いた戦いぶりを見せて、ゴールを決めきれなかった課題はありますが、決勝トーナメントに向けて楽しみなチームになってきてますね。

日本代表の次の試合は6月4日、ラウンド16でグループF2位通過国と対戦することになります。