インドネシアで開催されるアジア大会2018のサッカーが始まりました。初戦の対戦相手はU-23ネパール代表です。
今大会は、基本U-23対象の大会なんですが、日本代表は2年後の東京オリンピックを見据えて、21歳以下のU-21日本代表で臨みます。
ただ、今大会での注目は選手よりどちらかというと森保監督でしょうか。先ほどのワールドカップロシア大会後、新生日本代表の新監督に就任したのが、U-21も指揮するその森保監督です。A代表監督と五輪代表監督兼任が決まってからは、初の公式試合となります。
「アジア大会2018 グループリーグ第1節 U-21日本代表対U-23ネパール代表」
キックオフ:2018年8月14日(火) 21時00分
試合会場:ウィバワ ムクティ スタジアム
試合としては、実力的に上回る日本代表の攻撃の時間が長く続き、ネパールは守備を固めてくると思うのですが、その守備網をどうやってかいくぐって、得点を重ねられるかですね。
出場メンバー
GK 1 小島亨介(早稲田大)
DF 7 原輝綺(新潟)/20 立田悠悟(清水)/5 杉岡大暉(湘南)
MF 2 長沼洋一(岐阜)/16 渡辺皓太(東京V)/14 松本泰志(広島)/6 初瀬亮(G大阪)
MF 10 三好康児(札幌)/8 三笘薫(筑波大)
FW 15 上田綺世(法政大)
システムは3-4-2-1です。
※追記:選手交代
初瀬亮→板倉滉(仙台)(後半20分)/上田綺世→前田大然(松本山雅)(後半28分)/三好康児→岩崎悠人(京都)(後半49分)
試合観戦記
日本代表は、前半7分、右サイド深くに上がった長沼が粘ってクロスを上げると、ゴール前中央にいた三苫がダイレクトでゴール右に決めて、日本が先制です。
その後もほとんどの時間をネパール陣内で試合を進めるものの、完全に守備を固めるネパール相手にスペースもなく、攻めあぐねる時間がずっと続きます。
そのうえ、パスミス、連携ミスが多いですね。これではなかなかシュートチャンスを作ることができません。
前半はそのまま1—0で折り返します。
早い時間に先制点をあげたものの、その後は追加点どころか、決定的なチャンスもさほどなく、なんとも物足りない前半でしたね。
後半に入っても、展開は変わらず、圧倒的にボールを支配して攻め続けるものの、日本の選手は全体的に運動量も少なく、連携した動きも乏しく、最終局面で相手を崩すアイデアもなく、チャンスらしいチャンスもなく、ゴールネットを揺らせません。
Jリーグも開催中で日程的に厳しく、コンディションの問題や、新チームでの準備不足の問題はあるでしょうが、それにしても、やはり物足りない。
結局、試合はこのまま1—0で試合終了。
日本は勝ち点3を得ましたが、それ以外は見るところがなかった試合、とも言えますね。
ネパールとしては、最後まで集中して守り、最少失点での敗戦ということで、悪い結果ではなかったかもしれません。
次は中1日で迎える、16(木)のU-23パキスタンとの試合です。
今日のような、攻め手がなく行き詰まった時に、その状況を打開する術はあるのか。日程は厳しいですが、次戦に注目です。
※関連ニュース
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