【U-21日本代表】アジア大会2018サッカーグループリーグ第2節 U-21日本対U-23パキスタンテレビ観戦記（2018.8.16）

インドネシアで開催されているアジア大会2018。2試合目の対戦相手はU-23パキスタン代表です。

今大会は、基本U-23対象の大会なんですが、日本代表は2年後の東京オリンピックを見据えて、21歳以下のU-21日本代表で臨んでます。

「アジア大会2018 グループリーグ第2節 U-21日本代表対U-23パキスタン代表」

キックオフ：2018年8月16日（木） 18時00分
試合会場：ウィバワムクティスタジアム

初戦のネパール戦で圧倒的に攻め込みながらも、守りを固めた相手にボールをつなぐばかりで、工夫なく1得点に終わった攻撃について、この試合でもパキスタン相手に攻める時間が長くなると思いますが、どのような修正をしてくるか注目です。

GK 1 小島亨介（早稲田大）
DF 3 岡崎慎（FC東京）／4 板倉滉（仙台）／19 大南拓磨（磐田）
MF 2 長沼洋一（岐阜）／17 神谷優太（愛媛）／14 松本泰志（広島）／11 遠藤渓太（横浜FM）
MF 9 旗手怜央（順大）／13 岩崎悠人（京都）
FW 18 前田大然（松本）

システムは3-4-2-1です。
初戦のネパール戦から8人を入れ替えてきました。

※追記：選手交代
神谷優太→原輝綺（新潟）（後半27分）／小島亨介→オビ・パウエルオビンナ（流通経済大）（後半33分）／遠藤渓太→初瀬亮（G大阪）（後半36分）

開始早々の前半2分、岡崎からのロングボールに抜け出した岩崎が胸トラップ後に放ったシュートが決まって日本先制です。初戦になかったシンプルな長いボールを使いましたね。

前半8分には、左の大南からの浮き玉パスをDFの間で旗手が胸トラップで受けながら抜け出し、放ったシュートが決まって追加点をあげます。
さらに前半10分には、前田が旗手とのパス交換から中央を抜けてシュートを放ってゴール。日本、前半の10分間で3得点です。

日本は全員がよく動いてますね。そして、初戦のような横にパスをつなぐばかりでなく、動きを見て縦への意識も高く、その先のシュートの意識も高いですね。パキスタンのミスが多く、プレスも甘いというのもありますが、だいぶ攻撃への意識が変わっているかもしれませんね。

前半35分には、混戦の中からボールを受けた岩崎がペナルティエリア中央から豪快にシュートを決めて、リードを4点に広げます。

前半は4—0で折り返しますが、各選手が攻撃に積極的な姿勢を見せた前半でしたね。

後半に入ると、パキスタンが攻めにかかるのではなくて、守備を固め出したでしょうか。日本はなかなかゴール前で決定機を作れなくなってきました。

日本がボールを持つものの、攻めあぐねている感じで、これは初戦のネパール戦と同じような展開ですね。そう考えると、前半のパキスタンはそれほどラインは引いてなかったかもしれませんね。それに、なんだか日本の動きも少なくなってきたのは、疲れもあるでしょうか。

後半28分、日本のGKへのバックパスが弱く、滑り込んでクリアしたGK小島と突進して滑り込んできた相手選手が接触。これでGK小島が負傷退場となってしまい、GKはオビ・パウエルオビンナ（流通経済大）に交代です（後半33分）。不用意なバックパスでしたね。怪我が心配ですね。

この時間帯になると、日本も無理をしない感じでしょうか。

結局、試合はま4—0のままで、日本の勝利で試合終了です。

勝ったものの、後半を見ると、引いた相手をどう崩すかの課題は残ったままになってしまいましたね。

同日に行われた日本の入るグループDの試合で、初戦でパキスタンに3—0で勝利したベトナムがネパールを2—0で下し、日本と同じ勝ち点を6として、ともにグループリーグ突破を決めました。

日本は中2日で19日（日）に、首位通過をかけてベトナムと対戦することになります。この年代、ベトナムはなかなか手ごわいので、この2試合のような一方的な試合内容にはならないでしょうね。しっかりと準備をしていい試合をしてもらいたいですね。