ソニー・ミュージックが約29年ぶりにアナログレコードを一貫して自社生産可能に。自社生産復活第1弾は大瀧詠一とビリー・ジョエル

どうもアナログ世代のアナログおじさん、小梅太郎です。

ニュースで“アナログ”という単語を目にすると、ついつい反応してしまうのですが、今回気になったのは、ソニー・ミュージックエンタテインメントが、約29年ぶりにアナログレコードを一貫して自社生産できるようになったと、1月25日に発表したというニュースです。

情報元:ソニー・ミュージック、アナログレコード自社生産復活 – ITmedia ビジネスオンライン

改めて、ソニーミュージックグループのサイトでプレスリリースを見てみると…

株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント(以下SME)は、同社のグループ会社でありディスク製造工場である株式会社ソニーDADCジャパン(以下DADJ)において、アナログレコード用のスタンパー製造設備を導入したことを発表します。これにより、約29年ぶりにカッティングマスター制作からスタンパー製造、そしてプレスにおよぶアナログレコードの生産工程をすべて、ソニーミュージックグループ内にて一貫で行うことが可能となりました。
ソニーミュージックグループ内でアナログレコードの一貫生産が可能に ディスク製造工場にアナログレコード用スタンパー製造設備を導入 自社生産復活第1弾は大瀧詠一作品集、ビリー・ジョエルの2タイトルに決定 | プレスリリース | Sony Music Group Company Site

ということで、上記サイトにも記載されてますが、自社生産復活第1弾は大瀧詠一『EIICHI OHTAKI Song Book III 大瀧詠一作品集Vol.3「夢で逢えたら」』と、ビリー・ジョエル「ニューヨーク52番街」の2タイトルに決定して、発売は3月21日(水)です。

大滝詠一とビリー・ジョエルは、1982年10月1日に世界初の商業用CDの第一号として発売されたアーティストだったんですね。

近年は、アナログレコードの生産数が伸びていて、日本レコード協会によると、2017年のアナログレコードの生産枚数が約100万枚を上回ったとのことで、ソニーミュージックグループでは、アナログレコード市場を成長分野として捉えて、市場拡大を図っていくそうです。

私は今でもアナログレコードを時々聴くのですが(このブログではアナログレコード回顧録 | ローカルブロガーのメモ帳というコーナーも作ってます)、今後増えていくラインナップが楽しみですね。