ちょっとここで、久しぶりにただのつぶやきです。
このブログ内には、アナログレコード回顧録というカテゴリーがあって、そこでは個人的に所有しているアナログレコードについて、ちょっとしたレビューをしつつつぶやいています。
で、ふと、そのアナログレコード、つまりLPが、CDへと移行しだした頃のことを思い出していました。
それは、1980年代中盤だったでしょうか。
ちょっと調べてみると、1986年に販売枚数ベースでCDがLPを追い抜いたそうです(参考:コンパクトディスク – Wikipedia)。
まあ、最初はなかなかハードを買うのも大変でしたし、個人的にはCDには手が出なかったと記憶しています。
ただ、1980年代後半になると、私も社会人になった頃でもあったので、懐具合としても徐々にですがCDに手が出るようになってきました。
CDの時代になって、何といってもうれしかったのは、名盤といわれていても廃盤になったりしていて、中古レコード店でもなかなか手に入らなかったLPが、次から次へとCDとして復刻されて発売されたことですね。
売り場面積もあまりとらないですから、店頭に並ぶ種類もとても多かったのではないでしょうか。
特に、ブルース関連が復刻盤やら企画物が盛んに発売されて、それまで聴きたくても聴く事ができなかったアルバムを手にする事もできました。
私の場合、今でもアナログレコードを聴いていますが、購入に際してCDとどちらを買うかと特に決めているわけではありません。
実際、CD登場以来、もちろん新譜はCDですが、旧譜も購入してきました。
ただ、CDの販売数がLPを越えて、一般の販売店からLPが消え出した頃から、今度は中古レコード店のアナログ盤が充実し始めたんですよね。
お店の方々は大変だったかもしれませんが、以前は中古レコードもそれなりの値段がしていたと思うのですが、CDの登場で、LPがより中古市場に流れるようなったのか、値段が下がったように思います。
特に、リリース当初によく売れたアルバムほど中古市場に流通している枚数も多く、反対に需要も少ないせいか数百円で売られていました。
となると、有名で人気もあったけど、購入するのは後回しになっていたというようなミュージシャンの旧譜を、中古のLPで購入するというパターンも結構増えてきました。なんたって、数百円で買えるんですからね。
その他に、CDの時代になると、アナログの時はお店で見る事がなかったミュージシャンのアルバムも店頭で扱うようになって、それ以前は聴く事ができなかったり、中には目にした事もなかったミュージシャンをCDで知る機会が増えてきました。場所をあまり取らないというのと、背表紙が見やすいというのもあるのかな。
実際、CDで初めて聴いて、気に入ってしまい、それからさかのぼって昔のアルバムを手にしたミュージシャンも多くいます。
そして、そのアルバムはアナログのLPであったり、CDであったりと、私の場合は様々です。
次回あたりから、そんなCDで初めて出会ってハマってしまい、さかのぼって過去のアルバムを聴きだしたミュージシャンについてもつぶやいていこうかなと思ってます。
と、ここまでつぶやいてきましたが、今はもうCDさえ持たない人も多いんですからね(苦笑)
ただ、一応、言っておきますが、どうしてもアナログ盤のジャケットが好きなんですよね、アナログおじさん的には(笑)(なので、本当のお気に入りは、アナログレコードで欲しいんです)
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2015.12.24)