録音と言えばカセットテープ全盛時代を過ごした、小梅太郎です。
先日、頼まれものでしたが、久しぶりにカセットテープを買いに行ってきました。
しかも10分テープという、その昔も買った記憶があまりないような収録時間のカセットテープをです。
カセットテープはまだちゃんと売ってます
そもそも、あまりに久しぶりだったのでカセットテープって売っているのだろうか?
なんてことを思いながら、電気店をはじめ、それらしいお店に行くたびに探してみると、意外に置いてあるものなんですね。
注意して探すと、売り場の一角にちゃんと並んでます。
しかも10分、30分、46分、60分、90分などと収録時間の種類も揃えています。
ただ、だいたいメーカーは一種類が多かったですね。
それはそうですよね。それほどの需要はきっとないのでしょうから。
ということで、今回は10分テープを無事買うことができましたが、今の若い人にしてみれば、カセットテープって何?って感じなんでしょうね、きっと。
カセットテープの思い出話
昔はラジオのエアチェックやアナログ・レコードを録音して個人で楽しむ手段はカセットテープしかなかったですからね。
私も、かつてはごっそりありました。
インデックスカードに凝ったりして、千本くらいあったでしょうか。
ただ、やっぱり場所をとるんですよね。
そのうち、時代とともにカセットテープが廃れていくのと合わせて、少しずつ所有のカセットテープを廃棄してしいき、今では手元にあるのは200本弱くらいでしょうかね。
カセットテープは時間と共に劣化してきて、テープが伸びてきてビヨヨ〜〜〜ンとなってくるんですよね(笑)
再生すると回転数が一定しなかったり、最後には再生不能になったり…
今のようにデータ化できる時代になったということを考えると、廃棄してしまった大量のカセットテープはもったいなかったな〜と、今になって後悔してます。
せめて手元に残っているカセットテープは、いいかげんデータ化を考えたほうがいいですね。
カセットテープはまだまだ必要
ところで今の時代、カセットテープなんて誰が使うの?
って思う方もいるでしょうが、考えてみて下さい。
年配の方がカラオケの練習や手習いの楽器の練習を録音したいと思った時、ICレコーダーやデジタル系の録音機器を手軽に扱える方はそうはいないと思います。
やはり、昔ながらのラジカセが一番使いやすいはずです。
カセットテープの録音・再生機器としては、CDラジカセはなんとかまだ各家庭にはありそうですからね。
であれば、昔からの使い慣れたカセットテープを使うのが安心ですし、また、カセットテープが場所をとるとはいえ、だからこそ何を録音したものなのかがすぐに見て分かるというメリットもあるんですよね。
(探すのに“機械”を操作しなくていいという)
実はこれ、私の母の周りの方々の実際の状況なんです。
なるほど、こんなところで根強い需要があるんだなと、妙に感心してしまいました。
そして、私らの世代くらいまでは、しばらくはカセットテープの需要はありそうですね。
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