ついに手にしたジャニスです。
やはり聴かずにはいられませんよね、ジャニスは。
初めてジャニス・ジョプリンを耳にしたのは、ラジオで流れていた「ジャニスの祈り(Move Over)」でしたが、一度聴いたら耳から離れませんでしたね、この人の歌声は。
初めて、ジャニス・ジョプリンのアルバムで手にしたのは、私の場合、やはりと言うか、いつものごとくと言うか、ライブ・アルバムでした。
「ジョプリン・イン・コンサート」
(Joplin In Concert)
ジャニスの死後、1972年に出された2枚組のライブ編集盤ですが、買ったのは「ミュージック・ライフ選定、ロック・ベスト100」というシリーズで、1976年(たぶん)に国内盤で再発されたもののようです(出ました「ミュージック・ライフ」。懐かしい)。
※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。1曲目の「ダウン・オン・ミー」から、無茶苦茶カッコいいです。
A面はビッグ・ブラザー・アンド・ザ・ホールディング・カンパニー時代の1968年と70年に行われたライヴからの編集で、B面はフル・ティルト・ブギー・バンドとの1970年のライブからです。
ビッグ・ブラザー・アンド・ザ・ホールディング・カンパニーの方は演奏がちょっと辛いですね。
あまりバンドに恵まれていないという印象は元々あったのですが…
対してフル・ティルトの方はやはり良い演奏を聴かせてくれています。
まあ、そういう演奏のことは気にならない程の、ジャニスの圧倒的な迫力と存在感ですがね。
最後の収録曲「ボール・アンド・チェイン」まで、心の叫びといったら陳腐ですが、迫り来る、魂の歌声で、とにかく感動ものです。
曲の合間にはジャニスの楽しそうなMCも結構入ってまして、歌の凄さと相まって、何だか切なくなってもきます。
チャーミングなジャケット写真も、ちょっと切ないかな。
一応、書き留めておきますが、1970年10月4日、満27歳没。
悲しく、そして残念です。
◆iTunes StoreでJoplin In Concert – ジャニス・ジョプリンをチェックする。
※Amazonアソシエイトプログラム等で紹介してますが、記事中のものと同内容でない場合もあるのでご了承願います。
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2015.6.4)